https://life-tuning-online.com/collections/%E4%B8%AD%E8%84%87%E9%9B%85%E8%A3%95%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9-healing-music-live-forest-in-the-city-presented-by-millebaci
ライブにゲスト出演いたします。一曲ですが、尺八を吹きます。
スペシャルゲストTAKURO(GLAY)
https://www.capital-village.co.jp/calendar/concert/2024080901.html
開場18:00 開演19:00【会場】KIWA TENNOZ【料金】一般 8,250円(税込)全席指定
※別途、入場時にドリンク代600円必要
※未就学児童入場不可【お問合せ】公演に関するお問合せ:
イノベーションクリエイティブ MAIL info@innovation.net.co
チケットに関するお問合せ:
キャピタルヴィレッジ TEL 03-3478-9999(平日12:00~17:00)【一般発売】2024年8月27日(火)
チケットぴあ(Pコード:279-355)
イープラス
ローソンチケット(Lコード:73056)
※キャピタルヴィレッジでの電話受付はございません。
「アメリカ大統領選挙の真相(その1)
人を育てるのは、012歳児たち。(このチャンネルの大きなテーマです。)
アメリカで、父親像を失った子どもたちが、それを求めてギャング化する。優しさや、忍耐力を失っていく。その風景が、大統領選挙における「分断」で浮き彫りになります。
松居和チャンネル第35回は「アメリカ大統領選挙の真相(その1)」、時事問題について語ります。40年近く住んでいた私には、今回の大統領選は他人事ではない。音楽界や教育界の友人たちとは、今でも繋がっているのです。
テーマは、父親像を巡る攻防と、ギャング化。副題は、トランプでは「公立小学校の授業が成り立たない」です。
州によっては、南北戦争の分裂が、深層心理に深く埋め込まれているアメリカ。奴隷制という「経済論」で内戦を戦った陣営が、いまだに密かに主張をしている。
トランプが、人種差別的発言、女性蔑視の発言、明らかに嘘だとわかる発言を繰り返しても支持率が落ちない背景に、理屈や正当性を超えた過去の対立があるのです。それが、ベトナム戦争でさらに鋭利になり、「平等」という言葉を使うことによって、分断が反作用のように、純化され、決定的になっていった。
6.7割の子どもが、実の父親と過ごす機会を失う、という状況があることは、このチャンネルでも話しました。危ないのは、社会全体から「父親像」が消えていくと同時に、「父親像」を求めようとする力が、みなぎってくることなのです。人類未体験のこのパワーが、「常識や理性」では計れない、コントロール不能の状況を生み始めている。
収まってほしい。鎮まってほしい、と思います。
40年近く、そこで音楽で暮らしを立てていた私には、アメリカが鎮まることは、身近な願いであって、見過ごすわけには行かないこと。
日本で、米大統領選のテレビ報道を見ていると、日本にとってどっちが「得か、損か」みたいに見る専門家が多い。そんな、情けない国ではなかったはず。こんな動きに、日本は、巻き込まれてはいけない。
この回に続く第36回では、さらに掘り下げ、真の「独立」とは、というテーマにまで迫ります。慢性的な愛着障害の下地が、「分断」を激しくして、争いを、生き甲斐にまで昇華させていく。その過程で、少女と少年は、父親像の求め方が違う。
日本の状況は良い。
実の父親が、これほどまだ家庭に存在する先進国は、ない。
だからこそ、男たちに「子どもを可愛がる幸せ」を体験的に教えていかなければいけない。子育ての喜びと、責任を、伝えていかなければなりません。
自然治癒力は、形を変えて、存在します。

日本助産師会の公開講座があります。
以前も書いたのですが、今度、講演に行く助産師さんの会から、こんなメッセージをいただきました。
追伸 松居和チャンネル、拝見しました。
もう面白くて、面白くて!研修会で多くの助産師に先生の話を直に聞いてもらいたいですし、こども家庭庁の話と松居先生の話を聞き比べ、子育ての根幹の話はどこにあるのか、をそれぞれが深く考える機会にしたいと願っております。
この研修会の私の講座が、一般の人も参加できるようなので、チラシを載せます。
助産師さんたちは、現場中の現場、の方たちで、子育ての見方が自然です。この人たちの感性、イデオロギーとは離れた視点を社会全体に取り戻す時だと思います。
母子手帳を中心に、産まれる前からの指導など、日本は、結構そのあたりをやってきたと思う。欧米ほど、家庭が崩壊していないのは、こういう人たちが支えてきた、政府の意図や報道に捉われず、親たちに「常識」を伝える意識があったからだと思います。。
(松居和チャンネル、チャンネル登録、拡散、どうぞ、よろしくお願いします。これが広まれば、日本の道筋は、子ども優先に変わるかもしれない。)
日本助産師会の公開講座
日程11月9日(土)受付14:00~
会場 グランシップ 会議ホール・定員80名 参加費 1.000円(当日現金払い)
申込み方法:QRコードより 申込期間:9月1日~10月31日
問合书世先:(一社)静岡県助產師会 Email shizuokasanba1109@gmail.com



「愛着障害」と「母子分離政策」
火曜日です。
松居和チャンネル、第34回をアップしました。今回のテーマは、「愛着障害」と「母子分離政策」。副題が、「育ち」が問われている(クローズアップ現代から)、としました。
グレーゾーンの判定のみならず、診断や、量刑の判決において、発達障害から一歩踏み込み、「愛着障害」に言及すれば、「育ち」を問うことになる。乳幼児期の子どもにとって、それは主に「母子関係」であって、「女性の社会進出」という言葉とぶつかる。
それ故に躊躇し、「育ち」に踏み入ることを避ければ、見て見ぬ振りが、やがて「仕組み」を限界に追い込む。今回、取り上げたNHKの「クローズアップ現代」のスクリプトを読めばわかるように、それは既に十年以上前から言われていたこと。当時、すでに限界は、来ていた。
「ママがいい!」という叫びに、マスコミや行政が耳を塞いでも、仕組みの崩壊がここまで進むと、少子化対策に名を借りた「雇用のための母子分離政策」の正当性を、問わざるを得なくなる。
これ以上、教師や、保育者を犠牲にするわけにはいかない。「愛着障害」は、子どもたちの罪ではないし、責任でもないのだから。
「雇用促進のための母子分離」に正当性はない。「動機」が悪い。
「生活のため」であれば、仕方ない、としても、「仕組みに、母親の代わりはできない」。
男女平等やジェンダーフリーという、人類未体験の「仕組み論」に「現実味」はない。子どもを優先しないことによって、欧米では、男女間の一層の分断と、格差が生まれた。半数近い子どもが、未婚の母親から産まれるという、社会現象にそれが現れる。
欧米から「遅れ」を指摘される「平等論」を捨て去る「余裕」が、日本にはまだあると思う。世の中は、平等でないから美しい。そこから生まれる、「利他」の幸福論を主体に生きるのが、いい。
宮沢賢治、芭蕉、世阿弥、トトロも、もののけ姫も、ドラゴンボールも、その道筋を、当たり前のように、示している。人々の「支持」は、まだ、そこにある。
第20回で述べた、「男女平等125位、先進国中最下位、順位落とす」という現実は、欧米の「欲の資本主義」に対抗する、この国の主張です。「順位を落とした」ところに、女性たちの、子どもを守ろうとする「意志」を感じなければ、経済も「子育て」の段階から崩れていく。
講演先で、耳を傾けてくれる母親たち、体育館の床に座って聴いてくれる中学生たちから、私は、この国の文化でもある、その「意志」を感じる。
子どもを、可愛がっていれば、それでいい。150年前に、西洋人たちが見た日本に、世界の混沌への答えがある。
『私は日本が子供の天国であることをくりかえさざるを得ない。世界中で日本ほど子供が親切に取り扱われ、そして子供のために深い注意が払われる国はない。(モース)』(「逝きし世の面影」渡辺京二著)
(次回は、アメリカの大統領選の真相、そこで起こっている「父親像」の喪失と、それを巡る闘いについて話します。)
チャンネルをたくさんの人たちが見てくれるように、ぜひ、宣伝、シェア、拡散、お願いいたします。
一般にも公開される講座です。



欧米の後を追ってはいけない。



「噛みつく子、笑わない子」
火曜日、午後7時。
▼松居和チャンネル、第33回「多様化する保育制度:問われる『覚悟』」をアップしました。
副題は、「噛みつく子、笑わない子」。
「1人の子どもを育てるには一つの村が必要」。アフリカのことわざです。子育ては、役割と責任を分かちあい、補いあう、人生の道筋でした。子どもが「安心する」には、百人くらいの不完全な人間たちの親身な助け合い、幸せになりたい、という「想い」が必要だということ。
一つの村を安心させるには、一人の赤ん坊が必要と言い換えてもいい。
今回は、保育の現場で、「覚悟の伝承」が行われている風景について、語りました。😀
若手の保育士が、「覚悟の伝承」で踏みとどまる様子は、美しくもあり、その決意には感謝しかない。「噛み付く子」に対する、主任の対応を聞いて、覚悟を決める。その姿に、みんなで「拍手」。こうした風景が、保育を支えるのです。
そして、人間が「笑う」ことの意味……。
笑わない子の出現が巻き起こす保育士たちの行動と、バズる画像の再生回数が示している「人類の願い」について。

私の講演は土曜日の10時からです。市民講座なので、無料です。どなたでも参加できます。
「静けさ」を分かちあう
松居和チャンネル、第32回をアップしました。
(テーマ)「静けさ」を分かちあう、がタイトルで、副題は、「それが、コミュニケーションの『秘訣』」、です。
言葉のやり取りではなく、「静けさ」を分かち合う。そのあたりに、人間性が育つ「コミュニケーション」の秘訣がある。012歳を眺め、可愛がることで、私たちは、自然に、その次元に導かれる。その時起こる、「無言で信じあうこと」が、人間社会の「常識」を守ってきた。
一人の教え子の思い出と共に、そのことについて書きました。
(「ママがいい!」より)
風景が生み出す「心のゆとり」が集団としての人間を支えていたのだ。
言葉でも理屈でもない。幼児の居る風景が整ってゆくと、幼児のいる風景が人間社会を整えていく。
その風景が人間たちの安心を支えるのだ。窓から雨をながめ、一緒にしゃがんで花をながめ、カタツムリをながめ、倒されてしまった積み木をながめ、ある日静けさの中で、無言で心を重ねてくれる人が身近にいるかどうか……。
その有無で幼児期の体験はその価値が決まってくる。
いい保育士は、それを生まれながらに理解している。その静かな心の重なり合いが少ないと、数年後に始まる学校生活での人間関係の質が粗くなってくる。

教室が、教師の心、子どもの心が嬉しそうに回る「ビオトープ」になっていくように、仕組みを整え直さなければいけません。
「ママがいい!」という、子どもたちの叫びを、指針とし、信じる。そこから、輪を広げていくのです。
どなたでも、参加できる講演会です。申し込みが必要ですが、無料です。

教員免許なしでもOK…教員不足で文科省が緊急通知
急激な、しかも危機的な教員不足で、
『「障害に対する理解が進み、保護者も支援学級に入れることに抵抗がなくなったからだ」と文科省や県教委は口をそろえる』という記事。
支援学級急増の要因は、障害に対する「理解」が進んだからではなく、0歳児を躊躇なく預けるように仕向けた、雇用労働施策がその根底にある。
ここで言われる「理解」が、専門家に任せた方がいい、ということにつながるのだとしたら、それは理解とは言えない。学問が仕掛けた「誤解」と思った方がいい。
この「故意の誤解」の上に、母子分離を成り立たせようとする経済学者の浅はかさが、全国どこへ行っても一割が不登校児という結果となって出ている。これで、日本の経済が良くなるはずがない。
「教員免許なしでもOK…教員不足で文科省が緊急通知『特別免許制度』」という記事もあった。
今、全国で、この「教員になりませんか?資格は要りません」という通知が自治体のホームページに載っている。
その、さらに5年前に、こんな報道がされている。
「てめぇら!」
響く保育士の怒鳴り声 “ブラック保育園”急増の背景(週刊朝日) 2017/05/25
:虐待あり、怒声あり、ネグレクト(放置)あり……。子どもが健やかに育つはずの保育園で、劣悪な運営実態がたびたび明らかになる。日本社会の縮図といえる保育崩壊の現場とは。」
5年離れている、この二つの記事を結びつけることは、そんなに難しいことではない。労働施策としての意図的な母子分離は、正当化できない。
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2024年度一般社団法人 日本乳幼児精神保健学会
世界乳幼児精神保健学会WAIMH日本支部
WAIMH
第4回学術集会in浜松
私の講演は、公開講座なので、無料です。ぜひ、おいでください。



「職員室が輝くように」
松居和チャンネル、アップしました。
第31回のテーマは、「職員室が輝くように」。副題は、「子育て支援を根っこから変える」、にしました。
職員室の「空気」が嫌で、去っていく教師たちがいる。
職員室が失ったものを取り戻していくために、具体的に、できることはないか。予算をかけずに、意思の力で。
教師による、毎日の、生徒への「絵本の読み聞かせ」をするといいのに、と思いました。(中学生まで、ずっと。)私の同志、亡くなった中村諭校長のことを思い出したのです。「どっこい学校は生きている」という本を書いた熱血漢です。生徒たちの靴箱の靴を黙々と揃える人でした。
職場を整えていくということは、そうした毎日の習慣づけをすることで、「子ども扱いする」ということは、「神様扱いする」ということ。
そして、もう一つ。
どんなに人材が不足しても、教師には、3年の育休を取ってほしい。
そのことが、いつか国の財産になる。そして、時々、育てている自分の子どもを学校に連れてきて、子どもたちに会わせてほしい。子どもを「可愛がる」姿と、喜びを、子どもたちに見せてほしい。それが、教育に携わる者たちの、第一歩だと思うのです。
育休をとっている間に、自分の子どもを、週に一度でいい、職員室に連れて来てほしい。それで、国全体の空気が、ずいぶん浄化されていくと思うのです。


