月別: 5月 2025
ほんとうに、預けていいのかい?
こう言う会話が日常的に行われていた時代が、あった。人類の歴史にとっては一瞬でしかない、分岐点が、そこにあった。
それ以前、人間は、主に「人柄」と会話をしていたのだと思う。時に、子育ては、そういうものだった。
欧米型の市場原理は、形を変えた「侵略」です。
欧米の「家庭崩壊」は、父親の責任放棄から始まっている。アメリカで四割、スウェーデンでは六割の子どもが未婚の母から生まれる。
日本の政府が、母子分離政策を止めないから、本来の父性、優しさや忍耐力を、幼児たちを使って耕してほしい、と、園長先生たちに、「父親の保育体験」を、お願いする。しかも、早いうちに、一人ずつ、八時間。(幼稚園は、五時間?)「
この状況で、男たちが「子育て」から逃げれば、欧米の二の舞になる。日本でも、三割の男が一生に一度も結婚しないという数字が出ている。それを見れば、もはや逃げているということ。
福祉や教育という「仕組み」では、絶対に負いきれない「責任」が、宙に浮き、「母性」さえも脅かされ、働かなくなる。
この国は、愛するに値する、「利他」の伝統を持った国です。
人間の脳が出来上がる、012歳までの子育てを、特別に、大切にしてきたからです。
先人たちが作り上げた、「調和と美しさ」を守らなければいけない。
欧米型の市場原理は、形を変えた「侵略」です。
講演依頼は、matsuikazu6@gmail.com まで、どうぞ。
日本の底力
火曜日です。
松居和チャンネル更新の日です。
第68回のテーマは、「血のつながる父親がこれほど家庭にいる先進国はない」。副題が、真の「国防」とは。
にしました。
この国は、まだ「家庭」が主体になっている。人生において、子育てが、優先されている。
「女性の社会進出」という言葉が現れたように、「社会」の定義が、突然、あやふやになってきました。「社会進出」という言葉が使われる時、乳幼児たちの役割りや、「願い」が含まれていない。これでは、「社会」が根っこから崩れていく。
血のつながる父親が、これほど家庭にいる先進国はないのです。
これが日本の底力。まだ間に合うかもしれない。この国は、人類を先導する、可能性がある。
学者やマスコミは、この国を、しっかり見極めてほしい。大事にしてほしい。1対20で、「子育て」ができるなどと、無責任なことを言わないでほしい。
何より、政治家たちに、真の愛国心を求めたい。
社会の最小単位である「家族」を、母子分離政策で壊す、それを与野党とも支持しながら、一方で、国防を言っても、そこに「絆や、信頼関係が育つ」という、国を形づくる「道筋」の本質が欠けている。
まだ、可能です。この国を耕すのは。
講演会のお知らせ 5月20日、文京区:小石川白山教会礼拝堂
どなたでも参加できる講演会です。5月20日、愛星幼稚園、小石川白山教会礼拝堂(文京区)です。ぜひ、ご参加ください。お問い合わせは、03ー3813ー8617(愛星幼稚園まで)