来年の国会にかけられる幼保一体化(子ども・子育て新システム)に関する報道が少しずつ新聞テレビでされるようになってきました。
月別: 10月 2010
マスクオブ・ゾロ
フィギアスケートのNHK杯をテレビで見ていたら、3位になった村上佳菜子選手が映画マスクオブ・ゾロの音楽を使って滑っていました。アントニオ・バンデラス主演のハリウッド映画でサウンドトラックはジェームス・ホーナー作曲。というわけで私の尺八の音が聴こえました。
メモ#1
子育ては幸福論が軸になっていないと、人間社会に調和が生まれない。いまの保育システムを含む子育ての環境は、経済論に支配されつつある。
雇用・労働施策で保育や子育てのあり方が語られている。
父親が、子どもが幼児期に子育てにかかわる時間が異常に少ない。子はかすがいという言葉の中身は、「子育てはかすがい」。夫婦という社会の最小単位から崩壊が始まっている。
国が経済的に発展するためと言いながら、父親を幼児から不自然に引き離し、福祉・経済施策の名の下に母親たちも幼児から離されつつある。もちろん、それだけが原因ではないが、子どもが成長する過程で父親像が希薄になると、草食系男子が増え、結果的に競争力が無くなってくる。 それでも、母親との愛着関係があれば草食系男子も平和でいいのかもしれないが、母子関係が稀薄になると、欧米社会のように犯罪率がいまの日本の30倍、というような社会になる。
草食系男子の増加は、現象として、経済学者たちの標的になっていた女性の就業率のM字型カーブが無くなって、20歳から24歳の女性の就業率が極端に下がったのと似ている。親による子育て機会が減ってゆくと、子どもが成長しても「意欲」が湧かなくなる。
子育ては人間性 を育む最後の砦
今の若者は絆が生きる力であることを知らない
トルコからの嬉しい手紙
私の本に登場する、トルコから時々いい観察をして、いい報告をしてくれる教え子からメールが来ました。もともと日本の大学院で幼児教育の勉強をしていたので、研究者の目ももっています。ご主人の仕事の関係で結婚後すぐにトルコにいったのですが、祈りの国で、天から降って来たフィールドワークを自然体でしている女性です。この夏、母になりました。もともとは論客だったのですが、トルコの人たちに囲まれて、今ではすっかり感性派。その眼の確かさに、私は時々助けられます。
前もお伝えしましたが、帰国は来年2月か3月、まだ東京か名古屋かわかりません。
菜々は手のかからない子で(私がそう思っているだけかもしれませんが)、今までの2ヶ月、子育てにおいて大変さは感じませんでした。
菜々が産まれてから、近所のトルコ人たちと増々親密に付き合うようになっていたので、今回の引越はとても残念です。今度のサービスアパートメントではご近所付き合いはないので。。。でも、お手伝いさんに来てもらうことにしたので、菜々を可愛がってくれる人が増えます。
トルコで菜々を抱えていると、1メートルもまっすぐ歩けない位、沢山の人に声をかけられます。皆、菜々に話しかけて触って、キスをしてくれます。トルコの人たちは、赤ん坊がもたらす「いいこと」をめいっぱい受け取っていると思います。菜々のお陰で、私は沢山の人の笑顔に触れられて、沢山の人から親切にされて、幸せです。日本に帰るのが少し怖いです。
知事と園長先生たち/そしてシスターからの手紙
朝、浦和の県庁に集合、上田知事に会いました。「一日保育士体験」を埼玉で進めてもらっているお礼と、子ども・子育て新システムの影響について、もう長い間子ども主体で考えられていない保育行政について、現場の園長先生たちの子どもたちの幸せを願う思いを、直接伝えました。やはり直接会うのがいいですね。文章は確かに役に立ちますが、声に出して伝えると言霊がこもると思います。親心を育む会の三銃士、門倉文子先生、園部浅子先生、高木早智子先生に、若手代表でおおしか保育園の滝本主任が加わりました。短い時間ですが、それぞれが一生懸命話しました。良いプレゼンテーションだったと思います。
シスターから手紙が来ました。
How are you Kazu san?
How is every body there?
Give my wishes to all our Sakthi friends.
Special wishes to Yoko San and Rio san.
Though for many days we failed to communicate
because of our tight schedule, How can we forget
our last year experience.Last year by this time
Sutha sans burriel was over and we were packing
for the travel.Our artist those who travelled
last year are reliving the experience.
Above all How can i forget the happy moments
of being together with Yamada.
God gives me energy to accept the fact and God who
leads me to do more work.
Sakthi Community College – Courses started from
September 1st. We are having 1.Performing Folk Arts,
2. Folk Arts Craft work 3.Tailoring 4.Computer Applications.
Each course we are having 25 students. This is 6 months
Certified Course. It will be over by February 2011.
How is your busy Schedule. I know this is the Month of
October. You will be very busy.
Waiting to hear from you. Because your mail I always look for.
It gives me energy.
With Love
Sr.Chandra.
朝、幼稚園と午後国会
午前中、横浜市の港南台幼稚園で講演しました。トトロの森に入り込んだような、魅力的な幼稚園でした。私はこういう園に通いたい、と思いました。お母さんたちも積極的に園とかかわっていて、3年しかない魔法のような子どもたちとの時間を、ゆっくりしっかり楽しんで過ごしていました。50年前にタイムスリップしたような、古き良き時代の幼稚園でした。こういう幼稚園を守って下さい、と講演の最後に付け加えました。
学校教育や保育について
江ノ島アジア映画祭でシャクティの上映が決まりました。
ありがとうございます。
演奏会の感想いただきました。
松居和様
こんばんは。
常光院さんでのコンサートでは
とても不思議で素敵な音の世界へご案内下さり
ありがとうございました。
表のかがり火にいたるまで、主催者の愛がすみずみまで行き届いた
素敵な催しでした。
ご本尊とシャクティの映像の中の十字架が並んで目に入ったとき、
なんとも幸せな気持ちになりました。
戦わず、こうあって欲しい、と。
スクリーンの中のインドの観衆と、本堂の観衆が
同じものを見つめているという、不思議な体験をしました。
とても素敵なひとときをありがとうございました。
演奏会終わりました
久しぶりの演奏会でした。舞台で吹いたのは去年のシャクティ日本公演以来。あの時は、あくまでプロデューサーで、自分のコンサートではありませんでした。今回は、古典も含めて9曲。