父性の論理性より、母性の献身性

母子保健推進協議会で講演しました。乳幼児と母親の相談に乗ったり、援助するボランティアの人たちの集まりです。

先日講演した助産師さんの大会でも感じました。民生委員や保護司、ファミサポもそうですが、日本の子育てはこういう善意の人たちの「母性と献身」で守られてきた。父性の論理性より、母性の献身性で秩序を維持してきた。

それに気づかずに、感謝せずに、政治家や経済界が安易で短絡的な経済論、母子分離政策で、子どもが育っていく環境を壊すやり方に、男たちの愚かさを感じる。一縷の望みが絶たれていく、焦りを覚えるのです。

 

翌日、多久市子育て支援センター「でんでんむし」 で講演。

廃校を利用した大きな支援センターでした。

親子を引き離さない仕組みを増やしていけば、そのうち「学校を見限った親子たち」の居場所になるのかも知れません。親が育てればいいのです。😀

不登校児の増え方、愛着障害と思われる教員の増え方とコミュニケーション能力の欠如を考えると、子どもを大事にする親たちは、義務教育を見限る準備を始めた方がいい。

そのためには、子どもたちに信じてもらうことに、幸せを感じる、生き甲斐を感じることです。その姿勢を、入学までに作り上げる。原点に戻ることを考えた方がいい。