こども家庭庁のショートステイ。慣らし保育無しで、知らない人に、生後60日から18歳まで、もっと預けろと勧める。預け先は人材不足で、資格的には無法地帯。
そう、政府の子育て支援政策全てが、30年以上、ネグレクトの薦めだったのです。

こども家庭庁のショートステイ。慣らし保育無しで、知らない人に、生後60日から18歳まで、もっと預けろと勧める。預け先は人材不足で、資格的には無法地帯。
そう、政府の子育て支援政策全てが、30年以上、ネグレクトの薦めだったのです。

松居和チャンネル 第88回は、一通の母親からの手紙で始まります。
副題は、「抱っこで、心を重ねること」。
「発達」という言葉に追い詰められた母親が、「抱っこ」で宇宙とつながる話です。
そして、福祉における「二つの最前線」についても話します。
(手紙から)
『いつか「追いつくんじゃないか?」と
期待する育児、比較する育児になってしまい
当時、長女のペースを無視した育児をしていた、私でした』
母親の告白を読んでいいると、こういう手紙が来る「本」を書いたことが、嬉しく、こういう手紙が届くチャンネルを開いていることが、励みになるのです。
みんなが、体験を分かち合う場になってほしい。
「抱っこ」は、人類の進化の基本、というメッセージは、実体験だから、強い。専門家や、学問の「支配」から、「抱っこ」で、親子が解放されていく。
「ママがいい!」は、人間のコミュニケーションの出発点、と言い続けてきました。
しかし、その言葉が、なぜ、これほどまでに政府の保育施策において避けられてきたのか。
小学校における学級崩壊や、不登校の原因は、すべて「抱っこ」の足りなさに原因があるのではないか、そんな示唆に富んだ「手紙」です。
その次に、経済同友会の「馬鹿げた」提言について話します。
母親が「抱っこ」で乗り越えたのが、一つの「最前線」。
そして、経済主体にしか考えられない、男たちの、仕組みで世の中が「操れる」という思い込みと、子どもを可愛がる園長たちの嘆きがぶつかっている。それが、もう一つの最前線。
そんな話です。
#保育 #子育て #母子分離 #松居和 #ママがいい
松居和チャンネル 第87回は、(テーマが)「保育園、幼稚園の選び方」
副題として、園長の考え方の「格差」が広がっている、としました。
親たちの、「保育園、幼稚園の選び方」によって、将来、子どもたちの努力では、埋められない「格差」が生まれている。
どの園を選ぶかで、親子の、人生が大きく変わる。
子どもの将来の幸せを願って、自分たちは、5歳までしか見れないのだから、と、親たちの覚悟が育つことを重視する園長がいる一方で、政府が言う「保育のサービス産業化」に従って、母子分離に違和感を感じなくなっている園長もいる。(生き残りを賭けて、「理想論を言ってはいられない」と言い切る人もいる。)
保育の基本は、担任の人間性、つまり当たり外れなのですが、やはり、園長の考え方の「格差」が様々な方針に影響する。
その根っこに、「保育士不足」で、園長が、人間性で保育士を選べなくなってきている、という現実があるのです。
質を、整えられない。
政府が作った、この「制度の崩壊」は、養成校の定員割れという状況を考えれば、もはや修復不可能。できるだけ、親に、返していくしかないのです。
母子分離に基づく「雇用労働施策」、そして、保育学者の「専門家に任せればいい。大丈夫」という誤魔化しが、このような状態を生んだのです。
厚労省に、「雇用均等・児童家庭局」というのがあって、その名称が、政府の保育政策を象徴しています。雇用均等(平等ではなく)のための、児童家庭局なのです。
そこの女性局長に、私の言っていることは、「性的役割分担の押し付けではないでしょうか」と言われたことがあります。
「性的役割分担」がなかったら、人類は成り立たない。子育てを楽しむ、意味もない。
今回の、「園を選ぶ基準」ですが、こうなってくれたら、日本は大丈夫かな、という私の強い「希望」です。
もう、これしかない、と思っています。
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#保育 #子育て #母子分離



保育の無償化、「誰でも通園制度」、保育学者たちの「0歳から安心して預けろ」発言。
専業主婦が、働いていないことに、後ろめたさを感じるように、政府の「罠」は仕掛けられている。しかし、子どもの側からキャリアと子育ての「両立」はありえない。保育士も教師も不足し、無資格でいいという規制緩和の中で追い詰められている。
この時期はあっという間に過ぎてしまう。自分の「本当の気持ち」に気付いてほしい。
#保育 #松居和 #ママがいい #母子分離




この回が特別好き、というメッセージが,今朝「踊り手」から届いた。
この国が、争いに巻き込まれるのを心配し、でも、踊っている人たちがいる。
太鼓を叩いて、火を囲んで、輪になって踊っている。
大酋長ジョセフの采配かもしれない。
私の作ったドキュメンタリー映画、「シスターチャンドラとシャクティの踊り手たち」の上映会を、開いてくれる人たちが、ぽつりぽつりと現れて、シスターの言う「集まること、祝うこと」というメッセージが発信される。(上映希望の方は、matsuikazu6@gmail.comまで、ご連絡ください。)
▼第79回
(テーマ)「争い」の中で感性が劣化し、思考停止が「分断」を進める
副題:声なき声に、耳を傾ける
松居和チャンネル 第86回は、タイトルが、『「ママがいい!」という言葉が、コミュニケーションの土台』。
そして、副題を、「過去からの手紙」としました。
「ママがいい!」という言葉が、人間たちのつながりの始まりにある。
そこで生まれる、選択肢のない「絆」、愛着関係が、社会の土台になっていく。嬉しいのは、この言葉が、時空を超えて人々を結びつけること。
お盆に、子どもが親の墓参りに来たら、親は、死んでも「子育て」をしている。
「ママがいい!」という言葉が、特攻隊の生き残りだった父親の気持ちと、一通の手紙を書いてくれた人の気持ちを繋げて、このチャンネルへ届いたのだと思う。
戦争で、国のため、と言われて亡くなっていった人たちからの、私へのメッセージかもしれない。
こういう手紙が来るような番組、でありたい。
「ママがいい!」という言葉が、尊重されなくなったら、あの方たちに申し訳ない。
安易な、母子分離を「経済政策」の名の下に進める政治家たちに、伝えなければいけない。
こんな「国」にしていいのか、ということ、を。
#保育 #子育て #母子分離


図書館で、順番待ちができている、という話を聞きました。買って、何度も読んでほしいとも思いますが、全体像としては、わかりやすい、「背後」にある、国や経済界の意図を十分知ることができる本だと思います。図書館でもいいんです。ぜひ、読んで、周りの人に薦めてください。ギフトランキングで一位になった時は、嬉しかったです。
幼稚園や保育園の入り口のところに、貸し出し用に置いてくれる園長たちもいます。
みんなで気づかないと、国の母子分離政策を変えることはできません。マスコミの報道姿勢を正すこともできません。どうぞよろしくお願いいたします。
#保育、#子育て #ママがいい!