松居和チャンネル 第100回
(テーマは)「保護者をどう見極めるか」
副題を、市議会単位で、超党派で動いてくれると、一番いいです。
にしました。

「保育の質」は、技術でもなければ、専門性でもない。保護者と保育士の「信頼関係」でなければいけない。
子育て、とはそういうものなのです。
信頼関係が薄れて、近頃「利権争い」の中で、責任の押し付け合いになってます。
混沌の中で、小学校一年生で、「画一教育」を受けられない子どもが増えている。その向こうに、二、三割の、グレーゾーンの子どもがいる、と言われるようになった。
教師不足で、支援学級が組めない状況の下、普通級に入れられると、お互い、引き金を引き合って授業にならない。そんな風景が日常になっている。
忘れてはならないのは、(一年生の時に)三割と言われるグレーゾーンの子たちは、卒業して、消えていくわけではないこと。グレーゾーンの「親たち」になって、そこにいる。理解力に欠ける、大人たちが増えている。その親たちを、「見極める」余裕が、パートや派遣に頼る現場には、すでにない。
専門性、という言葉が使われ、「子育て」における「分断」「分業」が進んだことで、グレーゾーンの子どもをフォローしていくだけの助け合い、「絆」がなくなってきている。本来、グレーゾーンは、「仕組み」でフォローされるものではなく、身近な「絆」で、例えば、親戚、友達、同級生、その子の小さい頃を知っている「人たち」が、一生を「気をつけ合う」、それが「社会」でした。
グレーゾーンがあるから、人間社会に、絆と、幸せが、生まれていた。
人間は、全員が、相対的発達障害で、それが「絆」を生み出すパズルの凸凹だった。それを活かすために、体験としての「子育て」、特に「012歳と過ごす時間」があったのです。
それが意図的に減らされ、いま、不登校が増え続けている。
政府の「母子分離政策」を、止めなければいけません。
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