保育学者や政治家よりも、A.I.の方が「真っ当」 です

松居和チャンネル 第103回

(テーマは) 教員採用試験で、合格者の7割が辞退

副題が: 保育学者や政治家よりも、A.I.の方が「真っ当」

です。

去年、高知県で「小学校教諭として合格した280人のうち、7割超の204人が辞退するという事態が発生」という新聞記事がありました。「子育て」に関わる「仕組み」全体の崩壊を示唆しているような気がしてならない。

記事は、待遇の問題、働き方の問題を、その理由として挙げていたのですが、これは、そういう数字ではない。

「常識」や「責任感」の崩壊、他人の気持ちを理解できない、という「愛着障害」から来るコミュニケーション能力の「衰退現象」が高学歴者に広がっている。

「仕組み」に育てられた人間たちが、「心」を失っていく。

0歳児を「躊躇なく」保育園に預ける親たちの増加が、その典型です。

「教師を志望し、合格した人」は選ばれた人、「学力」も含めて、ある種の決断をした人、のはず。

半年で辞めてしまう、3ヶ月で辞めてしまう、「新卒」も含め、教員採用の不安定さは、全国に広がっています。文科省が、教師は、資格なしでも出来ます、と宣伝しても、成り手がいない。倍率が出ない。

3.4の倍率がないと、教師の質は保てない、という神話が、教育委員会にはあったのです。

今、小学校教諭採用の倍率は東京都が1.1、先日行った佐賀県は、0.9。問題のある人を、排除できない、と同時に、「合格者」の7割が、辞退する。

副題にしたのですが、

A.I.に、三歳未満児保育について訊いてみると、

「3歳未満児保育が子どもの発達に与える影響は、保育施設の質や家庭環境との組み合わせ、子どもの個性などにより異なります。」と答えが返ってくる。

その通り。

あくまでも、人間対人間の組み合わせ、一律、いいとか、悪い、とか言えることではありません。

集団保育や、幼児期の母子分離を肯定し、正当化しようとする保育学者を一蹴するように、まず、A.I.は、それを指摘する。

続けて、

「したがって「早期保育が良い・悪い」という二項対立ではなく、できるだけ質の高い保育環境と家庭での温かい関わりの両面を、バランスよく保障することが大切とされています。」

A.I.は、本当に、真っ当なことを言う。保育や「子育て」に関わる施策や判断は、全部、任せた方がいい。

欧米社会の家庭崩壊、義務教育の崩壊は、すでに情報として知っている。

そこに、論語とかコーラン、聖書や仏教の経典も情報として、加わっている。世界中の図書館でデジタル化された情報が、全て入っていると言うのですから、すごい。

研究データに限らず、小説や詩人たちの感性、思想家や哲学者の考察、もちろん私が強い影響を受けた児童文学も、当然入っているのです。

「長靴下のピッピ」、ローラ・インガルス・ワイルダーの「大草原の小さな家」シリーズも、入っている。

その結果、A.I.は、すでに「学問」を見捨てている。

「もし保育を選択する場合には、施設の見学やスタッフとのコミュニケーションを通じて」と書いてありますが、毎日、11時間預けられ、パートで繋いでもいいと政府が決めたら、保育士は二度替わる。どの保育士を見学するのか、という問題になってくる。

日本政府の規制緩和が、情報として、A.I.の中に入っていれば……、施設の雰囲気で判断できる状況では、すでにない。

「施設の見学やスタッフとのコミュニケーション」、A.I.が勧める条件を満たすとしたら、「一日保育士体験」しかないと思います。とにかく、それだけでも、やっていかないと、これ以上誤魔化せない「仕組み」になっている。

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