「ママがいい!」Amazonのレビューに来たメッセージです。子育ては人生そのもの。しかも、やり直すことができない。
こんな時期を乗り越えながら、いつの間にか、0歳児を預けることに躊躇しない親が増えて行った。政府や経済界の思惑通りに。
その結果、学校も保育も人材不足で破綻寸前なのです。



調布サレジオ神学院教室
調布市富士見町3-21-12

松居和チャンネル 第91回のテーマは、『不登校「オッケー」』、副題を、「確実に、親が子どもを守れる方法です』としました。
一割が不登校。
もう、それでいい。それが、自然。
国が、守らないのであれば、親が守る。その意識が、国を建て直す第一歩だと思う。
国の、母子分離政策で追い詰められた「学校教育」は切羽詰まっている。教師の成り手がいない。良くない人材が、採用されている。
親(の意識)が、今こそ、試されている。
本来、発達障害や愛着障害は、人間にとって、大切なパズルの凸凹。それがあるから、人間は、「社会」という「助け合い」を求めた。それが、012歳児の存在意義と重なっていた。
欠陥があることが、絆の原点。一人では絶対に生きられないから、嬉しい。
「赤ん坊を、可愛がる」、という本能が働いて、この「凸凹」は、生きてくるのです。
政府による「乳幼児の母子分離」が、この、モラルや秩序を生み出す「仕掛け」に完全に逆行している。
日本でも、「分断と対立」が、広がっている。
欧米では、すでに、実の親、血のつながり、親子という関係が意味を持たなくなっている。自分の子どもを「可愛がる」という体験を持たない父親が、半数近くになる。それが、社会を「分断と対立」に向かわせ、「暴動」や犯罪、児童虐待や近親相姦につながっている。
父親像を持たない男の子は、5、6歳からギャング化する。そんな研究がアメリカでされたのが、三十年前。
「子育ての社会化」による、今まで人類が体験したことのない揺れの予震が、始まっている。
こども家庭庁は、「性別役割分担意識からの脱却」を「働き方改革を正面に据え」て実施する、と宣言した。
結婚しない、子どもを授かろうとしない若者が増えるのは、当たり前。
経済のための母子分離を勧める連中には、「少子化は困る」などと言う資格はない!
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松居和チャンネル 第90回、(テーマが)不登校児、過去最多。
副題は:「国が、守らないのであれば、親が守る」、にしました。
人間は、子どもを授かり、子どもを育て、親になってゆく。
私たちがあたえられたこのプロセス、「親子」という神秘的な関係は、人類が存在する限り、永遠に続きます
そこに、選択肢はない。
忘れてはいけないのは、「子育て」と「幸せ」が重なるから、人類はここまで進化してきたということ。
それが、先進国と言われている社会で、崩れはじめている。
「経済」という「損得勘定」が、人間に母子分離を押し付け、「人間性」を奪おうとしているのです。
どうすれば、子育てをしながら幸福になれるのか、どこで間違ってしまったのか。真剣に考えなければならない、不思議な時代に私たちは生きています。
こんなメールが届きました。毎年、私の講演会を主催してくれる、新潟の助産師さんからです。
産後ケア事業、デイや、宿泊で、母親が、赤ちゃんを連れて施設を利用していますが、
大抵の施設では母親の疲労回復、眠りたいという希望から、赤ちゃんを預かり・・・、
ミルクの時間以外、泣いていても、
ほぼ相手をしてくれる人がおらず、
ひたすら泣いています。
そのためのスタッフを雇っているわけではないのです。
ーーーー(ここから私)ーーー
国が進める、いい加減で、無責任な「福祉の充実」、「仕組みの改革」が、幼児たちが「ひたすら泣いていても」、平気で放っておける場所を増やし、そういう国に、しようとしている。
「誰でも通園制度」、「女性の活躍」という、一見、進歩のように思える、「母子分離」政策で、「常識」の変化が正当化されている。
ここに、この国の「国防」の最前線があるのです。
この国を守るなら、まず、「母と子の風景」を「美しい」と思う「心」を取り戻さねばならない。
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助産師さんからのショートメッセージ。「人間は、宿った時が『社会進出』」。凄いなあ。
助産師さんたちは、妊娠、出産だけでなく、授乳にまで関わるから、命を、一つの流れ、「体験」として見ている。その「体験」の重なりが、「家族」、そこで生まれる「祈り」が、社会を鎮める、そんな風なのです。
ロングバージョンは、松居和チャンネル、第54回
(テーマ)谷川俊太郎さん、逝く。詩人や音楽家の役割
副題:助産師さんが、人生の道筋をつけていた。(をぜひ参考にしてください。)

(絵本、「こんとあき」にも、同じようなことが描いてある。)


この気持ちがあった頃は、まだ良かったのかもしれない。問題は、0歳児を預けることに躊躇しない親が増えていること。政府や経済界の「洗脳」は、ここ二十年間で、確実に進んでしまった。それを「意識改革」と呼ぶ学者もいる。しかし、これは「人間性の放棄」だと思う。だから、保育士も教師も、その風景に耐えきれなくなって辞めていく。
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松居和チャンネル 第89回(テーマは)「淺ましい」子ども未来戦略
副題:お釈迦さまは、「欲は、持たない方がいい」って言った
「ママがいい!」、Amazon、福祉部門で再び、第一位。(チャンネル共々、口コミ、シェアなど、ぜひ、お願いします。この本一冊で、政府の母子分離の企みが見えてきます。)
マスコミは、いまだにこの本には触れようとしない。そこに、マネーゲーム、パワーゲームの「罠」を感じる。
和先生、
いつもハッとさせられる投稿をありがとうございます。
11時間保育で放ったらかしの子どもたちは、きっとその親が介護になった時ほったらかすのだろうと、私達保育士の間では話しています。
恐ろしい現実がすぐ近くに来ていると思います。
自分の親と過ごすよりも、保育士といる時間の方が長い子が、最近保育士を「ママ!」と言って泣きつく。
そしてその保育士も、自分が、さも母親のように錯覚している。
ちょっと恐ろしい現状を見ることがあります。
どうぞ、先生、声を大にして発信し続けてください。
私達の願いです。
3歳までの尊い時間を、私達が、母からいただいてしまう、なんとなく申し訳ない気持ち。私達も忘れないようにして保育に努めます。

政府、こども家庭庁の「子ども未来戦略」が保育現場の思いとずれている。
「戦いに勝つこと」に目標を置いた、男たちの「感性の欠如」が、この馬鹿げた「戦略」から透けて見えます。
少子化対策、と言いながら、少子化を進め、不登校がどこへ行っても一割。保育士も、教師も成り手がいない。未来の経済を考えれば最悪の事態を、この「母子分離戦略」が作り出してきた。
「勝ち組」が、権力を握ることが危険なのです。
民主主義の欠陥は、「勝つことに取り憑かれた人間」がリーダーシップを摂るようになること。
学者という業種も、その一部かもしれない。
これではアメリカ型の格差社会、暴動寸前の欧米のようになってしまう。日本だけ、なぜ、これほど「鎮まって」いるのか。そこにあるのは、「逝きし世の面影」で欧米人が驚きを持って語る、子どもを「可愛がる」文化と伝統なのです。
欧米に、人間社会の本来のあり方を「教えなければいけない」この国を、政府が壊そうとする。0歳児を「躊躇なく」預ける母親が増えている。
学問と「知性」が、これほど離れてしまった時代はない。(岡潔)
〇歳児の「働き」、彼らの「願い」が見えなくなっていく経緯を、「学問」と「知性」の乖離に、私は、感じます。
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こども家庭庁のショートステイ。慣らし保育無しで、知らない人に、生後60日から18歳まで、もっと預けろと勧める。預け先は人材不足で、資格的には無法地帯。
そう、政府の子育て支援政策全てが、30年以上、ネグレクトの薦めだったのです。

松居和チャンネル 第88回は、一通の母親からの手紙で始まります。
副題は、「抱っこで、心を重ねること」。
「発達」という言葉に追い詰められた母親が、「抱っこ」で宇宙とつながる話です。
そして、福祉における「二つの最前線」についても話します。
(手紙から)
『いつか「追いつくんじゃないか?」と
期待する育児、比較する育児になってしまい
当時、長女のペースを無視した育児をしていた、私でした』
母親の告白を読んでいいると、こういう手紙が来る「本」を書いたことが、嬉しく、こういう手紙が届くチャンネルを開いていることが、励みになるのです。
みんなが、体験を分かち合う場になってほしい。
「抱っこ」は、人類の進化の基本、というメッセージは、実体験だから、強い。専門家や、学問の「支配」から、「抱っこ」で、親子が解放されていく。
「ママがいい!」は、人間のコミュニケーションの出発点、と言い続けてきました。
しかし、その言葉が、なぜ、これほどまでに政府の保育施策において避けられてきたのか。
小学校における学級崩壊や、不登校の原因は、すべて「抱っこ」の足りなさに原因があるのではないか、そんな示唆に富んだ「手紙」です。
その次に、経済同友会の「馬鹿げた」提言について話します。
母親が「抱っこ」で乗り越えたのが、一つの「最前線」。
そして、経済主体にしか考えられない、男たちの、仕組みで世の中が「操れる」という思い込みと、子どもを可愛がる園長たちの嘆きがぶつかっている。それが、もう一つの最前線。
そんな話です。
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