「選択肢」がないことの幸せ

さて、チャンネル第72回は、テーマが、「選択肢」がないことの幸せ。

副題は、『育休をとった人の「同僚に報奨金!」👍』

最初に、こんな質問を、紹介しました。

「息子の時と、孫(まご)育ての時の違いは、責任の差でしょうか」。

(私の答え)

歳をとると、責任の受け取り方が、より自然に、相手の気持ちを優先するようになる。

自分が弱者になるということが、いい。

抗えない、自然の流れを理解するようになる。

子どもに対しても、結果を求めるというより、「無心に可愛がる」という方向に向かう。

「その時、その瞬間」を大切にする、境地に近づく。

自分が「いい人だ」と実感することが、一番の幸せ、だと気づく。

このまま、政府が母子分離政策を続ければ、来年、学校教育が危ない。そんな時に、子どもたちを包み込むのは、祖父母心であってほしい。

一番、いい避難場所のような気がします。

若い頃は、「選択肢」がある、ということが、悩みを増やす原因になる。

豊かさ、ゆえの「選択肢」ですが、0歳児は一人では生きられない、でも、0歳児が生きないと、人類が続かない、という、選択肢のない「仕掛け」、その「素晴らしい仕掛け」が、逆に、重荷になっている。そう、仕向けるかのように、「無償化」、「待機児童解消」、「子育ての社会化」、などという、子育てを重荷と捉えた「軽減策」が、政府やマスコミによって、語られ続けてきた。これでは、日本も欧米と同じように、行き詰まる。

そうなってはいけない。