https://www.youtube.com/watch?v=h3OpPP_JY_g
ドキュメンタリー映画「シスター・チャンドラとシャクティの踊り手たち」から。セルバのインタビュー。(クリックしてご覧ください。)
インド人の9割以上が親の決めた相手と結婚して行きます。これを人権問題とか、先進的意識の未熟さと見るのは簡単ですが、伝統的な親子の信頼関係、その宣言ととらえることも出来ます。先進国社会で失われつつある家族の信頼関係からくる安心感。私には、インドの現実が、我々がそれから何かを学ばなければいけない人類の長い歴史のように思えます。何が遺伝子に叶っているのか、セルバの表情を見ていると、そんなことさえ考えます。
信じることで互いを育てあう、「親子」という絆のひとつの完成したかたちを見るのです。