一昨日、佐賀県唐津のキリスト教保育の方達が、一日保育体験を広めようと、私立幼稚園協会に声をかけて、講演会を主催してくださいました。
唐津ルーテルの佐々木園長とは長い付き合いです。(ご主人と毎週釣りに出ている園長先生です。)去年から母親たち全員を目指し、「父親たちの保育士体験」も、積極的に声がけをして参加率が高いのです。
卒園間近の、まだやっていなかった父親が、お別れ会で他の父親が「良かった、良かった、一生に一度の体験」と言うので、最後の最後の土曜日に、滑り込みでやらせて下さい、と言ってやったそうです。「とにかく、子供が喜びます。」
その園長先生の一言が、この国を建て直すのです。政治家たちが、叫びあっていますが、一つ一つの幼稚園、保育園が、心を一つにする場所になるしかない。この国を、鎮めていくしかない。
そういう話が伝わり、講演会には、二百人の保育者たち、親たちが来てくれました。
西伊豆に続き、佐賀県は拠点になりそうです。来週は、鳥栖ですが、今年は佐賀に5回きます。佐賀では当たり前の「親の保育体験」みたいにならないかな。そうなれば、小学校が甦ってきます。
次の日は、福岡で、浄土宗保育連盟で講演しました。
二時間半も、話しました。
子育ては祈り。お寺とか、教会が、子どもたちを眺める場所、「頼り切って、信じ切って、幸せそう」な子どもたちの存在を、みんなで祝う場所、そして、それが、卒園後も続いていく場所になってくれれば、この国は大丈夫だと思います。
法然上人のお姿をバックに、一生懸命に話しました。
(いろんな園で、保育者たち、女性たちが、子どもの幸せを願う気持ちで、まとまり始めています。)