火曜日です。
松居和チャンネル、第53回は、(テーマ)こども家庭庁:「小1の壁」親のキャリア形成に影響、実態把握へ
副題が、「何を、いまごろ!」です。
こども家庭庁の「小1の壁、実態把握へ」は、馬鹿馬鹿しいほど、遅すぎる。
「何を、いまごろ!」と、保育士たちは思っている。
「小学生になった子どもの預け先が見つからず、親の就労が困難になるから、7時半に学校を開けたらどうか」というのです。
今、把握しても、対処する人材はいない。子ども優先ではない政府の施策に呆れて、いい人材が、もう「罠」には、近寄らない。
「逝きし世の面影」第十章『子供の楽園』、に書いてある、欧米人の証言:日本の父親は、幼児の手を離さない。
これが、守るべき「日本」の姿です。
チャンネルに、画像をいくつか載せました。
日本の男たちは、日常的に、赤ん坊を抱いていた。その風景は、幸福感と共に、繰り返し、伝承されていた。それを見た欧米人が、この国を「パラダイス」と呼んだ。その光景を取り戻すのが、こども家庭庁の役割でしょう。
共働きで、しかも「性的役割分担」が抑制され、男女の信頼関係が崩れていったアメリカで、シングルマザーや、義理の関係で育てられる子どもが半数を越えている。同時に、刑務所に入っている女性が、四十年間で10倍近くに増えている。
男たちが責任を放棄し、「子ども優先」に考えないからです。日本を、そういう国にしてはいけない。早急に、「父親たちの一日保育体験」を広めないと、間に合わなくなる。
欧米に比べて、日本は、まだ奇跡的に状況がいいのだから。頑張らなくては。