昨日、私学会館で私立幼稚園の園長先生たちに講演しました。私の前に、内閣府の副大臣が子ども・子育て新システムについて話し、私のあとに本当は小宮山厚生労働副大臣が来るはずだったのですが、別のこのシステムのリーダーでもある林参議院議員になりました。そこで、急遽予定が変わったこともあって、私も含めたパネルディスカッションになりました。平和な論議にはなりませんでした。
そのあと、六時半から東村山で保育士たちに講演することになっていたので、慌てて車に乗り込むと、都内が渋滞で間に合いそうもありません。電話をすると、待ってます、と言って下さいました。
午後の講演で、ちょっと強く言い過ぎたかな、と思いながら、焦る気持ちを押さえ、なんであんなになってしまったんだろう、と反省しながら車を飛ばし、着いた時はもう七時半でした。でも先生たちは温かく私を迎えてくれました。保育園のホールで、仕事のあとに自主勉強会に出て来てくれた三つの園の先生たちの顔を見ていると、心からホッとしました。とても、人間的な世界に戻ってきたような、不思議な感じがしました。環境によって、ずいぶん変わってしまう自分を再認識し、それはきっと子どもたちも同じなんだろうな、と思いました。そして、ここにいる保育士たちの創り出す「空気」に、親として感謝しました。