時々、頼まれて、中学校で全校生徒に講演することがあるのです。
中学生に、真剣に話しかけていれば、日本は、大丈夫だと思う。
学校の勉強で、「闘う武器、道具」を教えるより、幸せは、「自分がいい人だ」と感じること。その為に、小さい子たちが居てくれる、と説明し、体験させてあげるのがいい。
結婚とは、自ら進んで不自由になること。子どもを産むことは、それに輪をかけて、不自由になること。不自由になることに幸せがなかったら人類は滅んでいる。その喜びと感謝を「絆」と呼ぶ、と説明してあげると、「結婚したくなりました。子どもが欲しくなりました」という感想文が送られてくる。
「私たちは親に育てられているだけではなく、私たちも親を育てているとゆう話を聞いて、なんていえばいいかわかりませんが、話にひきつけられました」
「自立」なんて目指してはいけない。市場原理の「罠」に捕まってはいけない。自立していない、あなたたちが、親を育てる、という素晴らしい役割を果たしているんです、と説明してあげる。
「自分も小さい子たちにはげまされて、育てられたいです」
そこまで、素直に理解する人たちなのです。中学生は。
「幸せについて、きちんと語る人はめずらしいです。ぜひ、次の講演も頑張ってください」
子どもは負担だ、あと40万人保育園で預かれば「女性が輝く」とした、政府の(偽)少子化対策の愚かさが、中学生の感想文によって、際立つのです。
「ぼくの妹はダウン症候群で、上手く話せません。いろいろ困ることがありますが、ぼくは妹がいてとてもよかったと思いました。」
こういうことを理解してくれる。中学生は理解してくれる。
一人では生きられない人がいるから、そして、自分たちも、一人では生きられないから、いいんだ、幸せなんだ、っていう真理を、中学生は理解してくれる。一時間の講演で……。これが、生きる力。
「ぼくは、親に幸せをあたえていると聞いて、安心しました。僕もはやく親になって、子どもから幸せを受けてみたいです。」
仏教に代表される、「欲を捨てる」という平等論。そして、「利他」という幸福論が「子育て」にはある。
市場原理に組み込まれた「学校教育」で、軽々しく否定しないで欲しい。
私の講演を聴いた、中学生の感想文を読んで、そう感じます
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