最後の火曜日が、大晦日になりました。

最後の火曜日が、大晦日になりました。

知人に勧められて始めた「松居和チャンネル」、一年間、ありがとうございました。来年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。知り合いの方に、チャンネルを薦めてください。

良いお年をお迎えください。

▼第50回

(テーマは)「子育て」を教師に任せられない、どうするか。副題が:子どもは、絶対に親の責任。石垣島の話。

水戸で、幼稚園と、小学校、中学校の保護者たちが一緒に集まって、講演を聴いてくれました。

「先生が足りない」状況で、「尋常では考えられない」担任が増えています。子どもを守るためには、親たちの「絆」が必要です。そして、感謝です。与えられた「責任」に対する感謝が、人を強くします。

倍率が3.4ないと、教師の質が保てない、という神話が、教育委員会にはありました。志願者の三人に二人は、教師になってはいけない人。

いま、多くの県で、小学校教員の応募倍率が1.0。

3.4から1.0に下がるまでに、どれほど「教員になるべきでない人」が雇われてしまったか。

政府が母子分離政策を続けるかぎり、教師の質を保つのは、もう不可能です。親が、責任は自分にある、と腹を括るしかない。

子どもは、親の責任。

学校の責任にはしない。幼稚園、保育園の責任には、しない。これは、以前は当たり前だった、いい人生の「腹の括り方」です。

自分が、引き受けるしかない、と決心すれば、親たちの「絆」が生き返ってくる。実例を、「ママがいい!」に書きました。

決意した親たち、それが「人類」そのもの、だったのです。人間は、子どもを授かった時に「天命」を知る。(それに気づいて、感謝する。)

その感覚が、「常識」として戻らないと、今の社会は、体験に基づかない「情報」に縛られ、「実態のない富と欲」に操られている。一網打尽にされないうちに、日本だけでも、逃れましょう。この国には、まだチャンスがある。

学校を見限る時の「準備」に「読み聞かせ」が、不思議に、いいのです。1日一冊、10分でいい。2歳くらいから小学校を卒業するまで。できるなら、中学を卒業するまで。😀

すると、揺るがない「信頼」が完成します。

それくらい不思議な力が、(絵本にあるのではなく)、親が子どもに「読み聞かせる」という「行い」にあるのです。