メモ#1


子育ては幸福論が軸になっていないと、人間社会に調和が生まれない。いまの保育システムを含む子育ての環境は、経済論に支配されつつある。

 

雇用・労働施策で保育や子育てのあり方が語られている。

 

父親が、子どもが幼児期に子育てにかかわる時間が異常に少ない。子はかすがいという言葉の中身は、「子育てはかすがい」。夫婦という社会の最小単位から崩壊が始まっている。

国が経済的に発展するためと言いながら、父親を幼児から不自然に引き離し、福祉・経済施策の名の下に母親たちも幼児から離されつつある。もちろん、それだけが原因ではないが、子どもが成長する過程で父親像が希薄になると、草食系男子が増え、結果的に競争力が無くなってくる。 それでも、母親との愛着関係があれば草食系男子も平和でいいのかもしれないが、母子関係が稀薄になると、欧米社会のように犯罪率がいまの日本の30倍、というような社会になる。

草食系男子の増加は、現象として、経済学者たちの標的になっていた女性の就業率のM字型カーブが無くなって、20歳から24歳の女性の就業率が極端に下がったのと似ている。親による子育て機会が減ってゆくと、子どもが成長しても「意欲」が湧かなくなる。 

子育ては人間性 を育む最後の砦

 

今の若者は絆が生きる力であることを知らない

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