トルコからの嬉しい手紙

私の本に登場する、トルコから時々いい観察をして、いい報告をしてくれる教え子からメールが来ました。もともと日本の大学院で幼児教育の勉強をしていたので、研究者の目ももっています。ご主人の仕事の関係で結婚後すぐにトルコにいったのですが、祈りの国で、天から降って来たフィールドワークを自然体でしている女性です。この夏、母になりました。もともとは論客だったのですが、トルコの人たちに囲まれて、今ではすっかり感性派。その眼の確かさに、私は時々助けられます。

前もお伝えしましたが、帰国は来年2月か3月、まだ東京か名古屋かわかりません。

菜々は手のかからない子で(私がそう思っているだけかもしれませんが)、今までの2ヶ月、子育てにおいて大変さは感じませんでした。

菜々が産まれてから、近所のトルコ人たちと増々親密に付き合うようになっていたので、今回の引越はとても残念です。今度のサービスアパートメントではご近所付き合いはないので。。。でも、お手伝いさんに来てもらうことにしたので、菜々を可愛がってくれる人が増えます。

トルコで菜々を抱えていると、1メートルもまっすぐ歩けない位、沢山の人に声をかけられます。皆、菜々に話しかけて触って、キスをしてくれます。トルコの人たちは、赤ん坊がもたらす「いいこと」をめいっぱい受け取っていると思います。菜々のお陰で、私は沢山の人の笑顔に触れられて、沢山の人から親切にされて、幸せです。日本に帰るのが少し怖いです。

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