(メールをいただきました)
私も「なぜわたしたちは0歳児を授かるのか」のご本読んでおります。
足かけ16年の公立保育園生活を今春終えました。
実は子どもはおっぱいなしでもお胸トントンで眠れるということを知ったのも
おむつが自然に外せたのも、おはしを上手に使えるようになったのも
シャツのボタンは自分ではめれるとかっこいい!ということも
おともだちとケンカしちゃったあとにごめんねと言える勇気も
「11:30はお昼ごはんを食べる時間」と腹時計でわかるようになったのも
みーんな保育園でおそわりました。
保育士の先生は、すごいね!すごいね!の16年間でした。
1年生の息子もだいぶ1年生が様になってきましたが
「保育園行きたいなー○○先生に会いたいなー」と時々つぶやいています。
信頼できる大人の背中を見て育った子どもたちは本当にしあわせです。
(この子のつぶやきを、保育園の先生たちが聴いたらどれほど喜ぶでしょうか。電話でもメールでもファックスでもいい。小さな連絡が人類を救うかもしれません。宇宙はそういう微粒子の連鎖で成り立っているようです。保育園や幼稚園は親子にとって、ふるさとの役割を果たすことができます。たとえば、卒園児のためにゴールデンウィーク明けに第一回の同窓会をするといいのです。子どもは、古来、幼児期の成長を毎日見守った人たちの目線を感じながら信じながら生きていくのがいい。
卒園児は中学を卒業するまで年に一度必ずコンタクトをとる園長先生がおられます。その視線を意識することが子どもを育て守る。絆とか縁は、仕組みによってつくられることが多いのですが、仕組みによって支配されるものではないのですから、特に子育てで出来た縁は意識的に大切にするのがいいのです。こんな時代だからこそ、一家と保育園や幼稚園との縁がなるべく一生切れないように、そして子育ての意識が伝承してゆくと良いのです。)