イスラム圏を旅して

心を一つにする。それが人間の幸せを保証するのだと思う。一日5回の祈りが聴こえてくる。ホテルに泊まるとメッカの方角を示すメダルがデスクに埋め込まれている。人々が一つの方向を向く。

祈りで一つになろうとしている国と、経済で一つになろうとする国が闘いを始めている。

シスターが言った「集まること」そして「わかちあうこと」人間の存続の原点はそこなのに、経済論が支配の手をのばし親心が消え始めると、0歳児が存在価値を失い、幸せになろうという心の動きが、より大きな不幸を生み始める。

人間はバーチャルな世界で一つになろうとする。祈り、音楽、経済、手法は様々だけれど、選択肢に大自然が含まれたないと、秩序を保とうとする大自然の大きな動きによって手痛い打撃を受けるのだと思う。

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