「いないいないばあ」が、世界を救う

松居和チャンネル 第99回

(テーマは) 「5歳までに生きる力を身につける。」

副題は、 子どもたちからの説明:「いないいないばあ」が、世界を救う

です。

How every child can thrive by five

(5歳までに生きる力を身につける。)

https://www.ted.com/talks/molly_wright_how_every_child_can_thrive_by_five

このレクチャーは、全世界で、1500万回、リプレイされている、人類が必要としている会話です。

子どもが、赤ん坊と一緒に、大人たちに向かって、

『5歳までに、子どもは、生きる力を身につけるのだから、それまでを、しっかりやらなきゃいけない。「いないいないばあ」が、世界を救うのです』と説明するのです。

脳の発達とか、愛着関係を考えれば、国連や、WHOは「3歳まで」と言います。

2歳半ぐらいまでに、脳は、完成するから、それまでに、どう周りに「扱われたか」、どういう環境で育ったか。コミュニケーションの「体験」によって、脳の発達が、大きく変わってくるのです。

以前から、言われていること。

この動画の画期的なところは、それを、5歳の「女の子」に、語らせている。その傍に、乳幼児がいること。

こんなことは、5歳の子どもに説明されなくても、「常識」として、人間社会は知っていた。その「常識」が、なぜ、伝わらなくなっているのか。「子どもを可愛がる」という、幸せになるための人類の道筋が、「社会で子育て」「専門家に任せておけばいい」などという保育学者や、保育業者によって、失われつつある。

政府は、幼児を持つ母親を、労働力とみなして、012歳から引き離そうとしている。

そして、最近、「X」に現れたツイート、826万回、という驚異的な表示回数になっているのがこれです。

なんかさ~~~…

7時ジャストに寝たまま連れて来られて、寝てるから朝ごはんも食べてない、

なんならオムツも替えてなくて真っ黄色でタプタプ、服もパジャマのまま。

起きたら、もう保育園だった、って子とかさ。

長時間保育・週6登園が続いた結果、円形脱毛になった1歳児さんとかさ。

若い保育士からの、告発でしょう。

20年、30年前から、起き始めていた現象です。

「週末、48時間オムツを換えないような親たちを作り出しているのは、自分たちじゃないか」、そのジレンマの中で、保育士たちは、ここまでやってきた。それがもう、限界に来ている。

「子育て支援」は、「子育て放棄支援」です。三十年前から叫ばれていた保育士たちの訴えを、私は、国会でも言いました。自民党の党大会でも、言った。知らないとは、言わせない。

自民党テレビで、三原(じゅん子)さんに、直接、言った。(ユーチューブに載っています。)

それでも、馬鹿げた「誰でも通園制度」を始める政治家たち。

保育士たちは、もう、たまりません。いい保育士が辞めていく。

2017年の調べで、63.8%のお母さんが、3歳までは、自分の手で育てたい、と答えている。

しかし、その5年くらい前は、90%だった。それが、一気に下がっていった時期があるのです。

政府が、保育における様々な規制緩和をし、サービス「業者」たちを参入させた、「女性の社会進出」などという、乳児たちの願いを一方的に無視した、「社会」の定義づけを行なって、母子分離を進めていった。その時から、子どもにとっては耐えられない「洗脳」が始まったのです。

専業主婦をしていると、後ろめたさを感じる。そんな社会に、今、一気に進もうとしている。

政府やマスコミがそれを主導している。これでは、義務教育が維持できない。モラルや秩序が保てない。「社会」の定義を、考え直す時が来ています。

人間は、生まれた時が「社会進出」。赤ん坊が、母親を育てるところから、すべてが始まる。

 

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