「応募倍率と義務教育の質」

松居和チャンネル、第26回のテーマは、「応募倍率と義務教育の質」。

副題は、『就学前に「子育て」に信頼関係を取り戻す』としました。

『Amazonでおすすめの本として「ママがいい」の本を目にし、帯に書かれていることなどをみて、様々な保育に関する国の動向が変わっていく中で、この本を手に取ったら…、いろいろな思いが溢れ出てしまいそう、となかなか、ポチッとカゴに入れることができませんでした。』

こんな風に始まる、保育士たちからの講演依頼があったのです。

パンドラの箱を開けたのは、母性だったと思います。母性が、ボタンを押した。男たちが、経済優先で母子分離を進めるのを、これ以上見てはいられなかった。

これから先、政府やマスコミが「安易な子育て支援」の舵を切り、乳幼児たちの「願い」を人類の願いと感じて、優先し、保育士たちの思いを受け入れ、もし流れが変わっていくとしたら、この国の女性たちの「母性」の賜物だと思います。

「0歳児を母親から引き離すのは、可哀想」という気持ちが、この国にはまだ生きている。その種火が、あちこちで再び燃え上がろうとしている。そう思いたい。

西伊豆で、そのあと起こったことのように、彼女たちの母性が、教育長や議員を説得し、「子ども優先」で社会は、いつか必ず、まとまるはず。

ちょっとした、きっかけで、幼稚園や保育園が、親心の「ビオトープ」として回り始めるはず。