「噛みつく子、笑わない子」

火曜日、午後7時。

▼松居和チャンネル、第33回「多様化する保育制度:問われる『覚悟』」をアップしました。

副題は、「噛みつく子、笑わない子」。

 

「1人の子どもを育てるには一つの村が必要」。アフリカのことわざです。子育ては、役割と責任を分かちあい、補いあう、人生の道筋でした。子どもが「安心する」には、百人くらいの不完全な人間たちの親身な助け合い、幸せになりたい、という「想い」が必要だということ。

一つの村を安心させるには、一人の赤ん坊が必要と言い換えてもいい。

今回は、保育の現場で、「覚悟の伝承」が行われている風景について、語りました。😀

若手の保育士が、「覚悟の伝承」で踏みとどまる様子は、美しくもあり、その決意には感謝しかない。「噛み付く子」に対する、主任の対応を聞いて、覚悟を決める。その姿に、みんなで「拍手」。こうした風景が、保育を支えるのです。

そして、人間が「笑う」ことの意味……。

笑わない子の出現が巻き起こす保育士たちの行動と、バズる画像の再生回数が示している「人類の願い」について。

 

私の講演は土曜日の10時からです。市民講座なので、無料です。どなたでも参加できます。