「職員室が輝くように」

松居和チャンネル、アップしました。

第31回のテーマは、「職員室が輝くように」。副題は、「子育て支援を根っこから変える」、にしました。

職員室の「空気」が嫌で、去っていく教師たちがいる。

職員室が失ったものを取り戻していくために、具体的に、できることはないか。予算をかけずに、意思の力で。

教師による、毎日の、生徒への「絵本の読み聞かせ」をするといいのに、と思いました。(中学生まで、ずっと。)私の同志、亡くなった中村諭校長のことを思い出したのです。「どっこい学校は生きている」という本を書いた熱血漢です。生徒たちの靴箱の靴を黙々と揃える人でした。

職場を整えていくということは、そうした毎日の習慣づけをすることで、「子ども扱いする」ということは、「神様扱いする」ということ。

そして、もう一つ。

どんなに人材が不足しても、教師には、3年の育休を取ってほしい。

そのことが、いつか国の財産になる。そして、時々、育てている自分の子どもを学校に連れてきて、子どもたちに会わせてほしい。子どもを「可愛がる」姿と、喜びを、子どもたちに見せてほしい。それが、教育に携わる者たちの、第一歩だと思うのです。

育休をとっている間に、自分の子どもを、週に一度でいい、職員室に連れて来てほしい。それで、国全体の空気が、ずいぶん浄化されていくと思うのです。