「人間の心を 取り戻していくのを実感中」

「人間の心を 取り戻していくのを実感中」(「ママがいい!」へのAmazonのレビューから)           小さな命を授かることで、人間として歩み始める。そう感じるからこそ、人類は、ここまで続いてきた。「夢」は、自分の欲望をかなえることではなく、次世代の幸せを「願う」こと。

 

「保護者をどう見極めるか」

松居和チャンネル 第100回

(テーマは)「保護者をどう見極めるか」

副題を、市議会単位で、超党派で動いてくれると、一番いいです。

にしました。

「保育の質」は、技術でもなければ、専門性でもない。保護者と保育士の「信頼関係」でなければいけない。

子育て、とはそういうものなのです。

信頼関係が薄れて、近頃「利権争い」の中で、責任の押し付け合いになってます。

混沌の中で、小学校一年生で、「画一教育」を受けられない子どもが増えている。その向こうに、二、三割の、グレーゾーンの子どもがいる、と言われるようになった。

教師不足で、支援学級が組めない状況の下、普通級に入れられると、お互い、引き金を引き合って授業にならない。そんな風景が日常になっている。

忘れてはならないのは、(一年生の時に)三割と言われるグレーゾーンの子たちは、卒業して、消えていくわけではないこと。グレーゾーンの「親たち」になって、そこにいる。理解力に欠ける、大人たちが増えている。その親たちを、「見極める」余裕が、パートや派遣に頼る現場には、すでにない。

専門性、という言葉が使われ、「子育て」における「分断」「分業」が進んだことで、グレーゾーンの子どもをフォローしていくだけの助け合い、「絆」がなくなってきている。本来、グレーゾーンは、「仕組み」でフォローされるものではなく、身近な「絆」で、例えば、親戚、友達、同級生、その子の小さい頃を知っている「人たち」が、一生を「気をつけ合う」、それが「社会」でした。

グレーゾーンがあるから、人間社会に、絆と、幸せが、生まれていた。

人間は、全員が、相対的発達障害で、それが「絆」を生み出すパズルの凸凹だった。それを活かすために、体験としての「子育て」、特に「012歳と過ごす時間」があったのです。

それが意図的に減らされ、いま、不登校が増え続けている。

政府の「母子分離政策」を、止めなければいけません。

#保育 #子育て #母子分離 #松居和 #ママがいい #こども家庭庁 #不登校

礼拝堂での講演は、身が引き締まります。

福岡から、2時間かけて、若い保育士さんが唐津まで講演を聴きに来てくれました。礼拝堂での講演は、身が引き締まります。子育ては、祈り。いい会になりました。(その後、牛津、武雄に行きました。)

父親参加の行事が多い「園」を選ぶことで、子どもの人生、一家の道筋が変わる

母親が、父親参加の行事が多い「園」を選ぶことで、子どもの人生、一家の道筋が変わっていく。 幼稚園、保育園は、父親が「自分のいい人間性を確認する」最初で、最後の場所かもしれない。

 

(関連動画) 松居和チャンネル、第27回 (テーマ) 未来の教育現場を整える 副題 14歳の女の子たちは、「母の顔」に。男の子たちは、「子どもに還る」

「いないいないばあ」が、世界を救う

松居和チャンネル 第99回

(テーマは) 「5歳までに生きる力を身につける。」

副題は、 子どもたちからの説明:「いないいないばあ」が、世界を救う

です。

How every child can thrive by five

(5歳までに生きる力を身につける。)

https://www.ted.com/talks/molly_wright_how_every_child_can_thrive_by_five

このレクチャーは、全世界で、1500万回、リプレイされている、人類が必要としている会話です。

子どもが、赤ん坊と一緒に、大人たちに向かって、

『5歳までに、子どもは、生きる力を身につけるのだから、それまでを、しっかりやらなきゃいけない。「いないいないばあ」が、世界を救うのです』と説明するのです。

脳の発達とか、愛着関係を考えれば、国連や、WHOは「3歳まで」と言います。

2歳半ぐらいまでに、脳は、完成するから、それまでに、どう周りに「扱われたか」、どういう環境で育ったか。コミュニケーションの「体験」によって、脳の発達が、大きく変わってくるのです。

以前から、言われていること。

この動画の画期的なところは、それを、5歳の「女の子」に、語らせている。その傍に、乳幼児がいること。

こんなことは、5歳の子どもに説明されなくても、「常識」として、人間社会は知っていた。その「常識」が、なぜ、伝わらなくなっているのか。「子どもを可愛がる」という、幸せになるための人類の道筋が、「社会で子育て」「専門家に任せておけばいい」などという保育学者や、保育業者によって、失われつつある。

政府は、幼児を持つ母親を、労働力とみなして、012歳から引き離そうとしている。

そして、最近、「X」に現れたツイート、826万回、という驚異的な表示回数になっているのがこれです。

なんかさ~~~…

7時ジャストに寝たまま連れて来られて、寝てるから朝ごはんも食べてない、

なんならオムツも替えてなくて真っ黄色でタプタプ、服もパジャマのまま。

起きたら、もう保育園だった、って子とかさ。

長時間保育・週6登園が続いた結果、円形脱毛になった1歳児さんとかさ。

若い保育士からの、告発でしょう。

20年、30年前から、起き始めていた現象です。

「週末、48時間オムツを換えないような親たちを作り出しているのは、自分たちじゃないか」、そのジレンマの中で、保育士たちは、ここまでやってきた。それがもう、限界に来ている。

「子育て支援」は、「子育て放棄支援」です。三十年前から叫ばれていた保育士たちの訴えを、私は、国会でも言いました。自民党の党大会でも、言った。知らないとは、言わせない。

自民党テレビで、三原(じゅん子)さんに、直接、言った。(ユーチューブに載っています。)

それでも、馬鹿げた「誰でも通園制度」を始める政治家たち。

保育士たちは、もう、たまりません。いい保育士が辞めていく。

2017年の調べで、63.8%のお母さんが、3歳までは、自分の手で育てたい、と答えている。

しかし、その5年くらい前は、90%だった。それが、一気に下がっていった時期があるのです。

政府が、保育における様々な規制緩和をし、サービス「業者」たちを参入させた、「女性の社会進出」などという、乳児たちの願いを一方的に無視した、「社会」の定義づけを行なって、母子分離を進めていった。その時から、子どもにとっては耐えられない「洗脳」が始まったのです。

専業主婦をしていると、後ろめたさを感じる。そんな社会に、今、一気に進もうとしている。

政府やマスコミがそれを主導している。これでは、義務教育が維持できない。モラルや秩序が保てない。「社会」の定義を、考え直す時が来ています。

人間は、生まれた時が「社会進出」。赤ん坊が、母親を育てるところから、すべてが始まる。

 

#保育 #子育て #母子分離 #松居和 #ママがいい #こども家庭庁 #不登校

港区議会と、佐賀の牛津で講演しました。

私が、お願いしている「保育士体験」、幼児たちと人間が再び、頻繁に交わること、交流することは市議会や区議会、市長や区長の賛同で、できることです。県議会や国会は、理解しても動こうとしない。
でも、一番嬉しいのは、園長や現場の保育士さんたちを、説得できた時です。😀
一園、一園で、親たちと保育士の心が一つになること。ですから、幼稚園、保育園の先生たちに、保護者と一緒に話す機会をもらえるとありがたい。難しいことではありません。「ママがいい!」、ご一読ください。

#保育 #子育て #母子分離 #松居和 #ママがいい #こども家庭庁 #不登校

 

豊島委員長、委員会の皆さん。ありがとうございました。

 

三歳児神話について、sayaさんが、国会で発言しました。

松居和チャンネル 第98回は、

(テーマ) 三歳児神話について、sayaさんが、国会で発言しました。

副題: 福岡で、14人中10人の保育士が「不適切保育」

についてです。

国会で、様々な論議が行われていても、乳幼児たちの心、願いは、誰も慮らない、わかろうとしない。

それで「憲法」について議論しても、無意味です。

「憲法」は本来、17箇条くらいでいい。

あとは、人々の「人間性」でやっていかなきゃいけないもの。その「人間性」の一番大切なところを、耕していくのは、0歳、1歳、2歳児、というのが、私の考え方です。

0歳、1歳、2歳児の「存在意義」は、「憲法」なんかより、よっぽど大切なのです。

福岡で、14人中10人の保育士が「不適切保育」というニュースが、先月、流れました。大人たちの「保育」という名の「利権争い」で、子どもたちの「日常」が、ますます追い詰められていく。

「うちの子が殺されかけちょうかもしれないんです!」 

怒号飛び交う、保護者説明会の録音テープを入手 【福岡発】テレビ西日本

「怒号飛び交う、保護者説明会」を繰り返し、並行して、この国の、子育てにおける「信頼関係」が崩れていく。

その「仕組み」の動機、根本原理に問題があることを、誰も言わない。

無償化によって、三歳未満児の母子分離が、「当たり前」の風景になりつつある。躊躇せずに預ける親が増えている。起こってはならない責任転嫁の「伝承」が、この国でも、国策によって、すでに始まっていて、それは教師の質、保育士の質、不登校児童過去最多、という数字にはっきり表れている。

#不適切保育 #虐待 #母子分離 #松居和 #ママがいい #こども家庭庁 #憲法

 

松居 和チャンネル:特別編

松居 和チャンネル:特別編

ショート動画の解説と、最近出会った不思議な人々について

副題:流れが、変わるかもしれない

松居和チャンネル。今回は、サヤさんがいません。来週、復帰します。

ちょっと不安でしたが、最近作っているショート動画の解説をし、講演に行った時のこと、そして、少しずつ増えている、私の作ったドキュメンタリー映画の上映会などについてお話しします。

ショート動画は、毎週ひとつは作るようにしています。チャンネルの中で扱ったテーマを、1分くらいに、インパクト中心にまとめています。

“Amazonレビューから和さんの本を読んで

無知な自分を本気でどつきたいと思った”

これは、私にとって一番励みになりました。

子育てをしながら、政治や行政の「仕組み」の不備に、不平、不満を募らせていた自分を、「どつきたい」と思った。

「一番、問題なのは、自分の「子育て」に対する姿勢だったのだ、と、この本を読んで気づいた」と言うのです。

この本には、なぜ、国全体が「保育園落ちた、日本死ね!」という言葉を、正論のように認めてしまうようになったか、その「罠」、「誘導」が、書かれています。その「罠」が、導いてしまった、保育の質の低下、義務教育を成り立たないところまで追い込んでしまった「親たちの、意識の変化」が書いてあります。

最近、石川県の白山市で講演しました。

私は、あちこちの幼稚園や保育園、こども園で講演するのですが、聴いていた母親の一人が白山市の市議会議員で、有志を集めますから、議会で講演してくれませんか、と言うのです。

これまでにも、経験がありますが、市議会議員、市長、教育長、福祉部長、が集まって聴いてくれるのが一番、効き目があるのです。

「交通費だけでも行きます」と返事すると、その2ヶ月後に実現したのです。

一期生が、「超党派」で発起人になり、議長や行政の方達、民間の子育て支援団体の人たちも集まって、とても、いい講演会になりました。

この日の朝、瀬織津姫社にお参りしました。

以前、チャンネルで紹介した、西伊豆の、明るく、根性のある園長たちと再会しました。西伊豆中学校で保護者たちに講演したのです。

西伊豆町には、三つの公立こども園があります。みんなで、「ママがいい!」を繰り返し読んで、「一日保育士体験、やってみよう!」と決意し、私を呼んでくれたのです。その講演会に、市議たちや、教育長も来ていたのです。

それから、半年後、「全員参加、です!」という連絡が来ました。

「シスター・チャンドラと、シャクティの踊り手たち」という、私が以前作ったドキュメンタリー映画の上映会が、近頃、ポツリ、ポツリ、と行われます。

インドで、カーストや女性差別と「踊ること」で闘う、修道女のドキュメンタリー映画です。海外で五つ賞を取りました。

人間は、なぜ、踊るのか、その根源的なメッセージの影に、先進国社会が失っていく「人間性」への問いかけがある。学ぶべき姿、思い出すべき「次元」がある。そんな思いで、解説をし、尺八の演奏をします。

最近、参政党の神谷さんのチャンネルで対談しました。(私は、講演依頼や対談の申し込みを断ることは、ありません。新鮮な気持ちで、訪ねます。)

再生回数が、二日で3万回を超え、すごいな、と思いました。しっかりと話させていただきました。感謝です。

冒頭、三人の小さなお子さんたちがいらっしゃること、感性豊かな奥さまが、「ママがいい!」を推して下さっていると伺いました。

これは、すごい「味方」です。

四人で、神谷さんを育てている。私のテーマにぴったりのタイミングです。

#保育 #子育て #母子分離 #松居和 #ママがいい #こども家庭庁  #参政党

日本乳幼児精神保健学会、学会誌に私の講演が載りました。

日本乳幼児精神保健学会から、去年浜松大会で私が講演した時の詳細が、学会誌になって届きました。乳幼児の精神保健を考えれば、当然、「ママがいい!」という言葉は、一番大切な指標になる。それを真剣に訴えている学者たち(医師たち)もいるのです。そして、療育センターで、最近増えつつある、母子分離から来る「愛着障害」と思われる子どもたちを、親と一緒に、抱きしめ、可愛がっている人たちがいる。
その人たちの応援団になれるように、心を込めて講演しました。

学会で、重鎮、橋本武夫先生と。

そして、長年の同志、渡辺尚子先生と。

これは、橋本先生とやった今年の講演会のチラシです。

もうひと頑張りです。まだまだ、譲りません。