「人間は、宿った時が『社会進出』」。凄いなあ

助産師さんからのショートメッセージ。「人間は、宿った時が『社会進出』」。凄いなあ。

助産師さんたちは、妊娠、出産だけでなく、授乳にまで関わるから、命を、一つの流れ、「体験」として見ている。その「体験」の重なりが、「家族」、そこで生まれる「祈り」が、社会を鎮める、そんな風なのです。

ロングバージョンは、松居和チャンネル、第54回

(テーマ)谷川俊太郎さん、逝く。詩人や音楽家の役割

副題:助産師さんが、人生の道筋をつけていた。(をぜひ参考にしてください。)

(絵本、「こんとあき」にも、同じようなことが描いてある。)

0歳児を預けることに躊躇しない親が増えている

この気持ちがあった頃は、まだ良かったのかもしれない。問題は、0歳児を預けることに躊躇しない親が増えていること。政府や経済界の「洗脳」は、ここ二十年間で、確実に進んでしまった。それを「意識改革」と呼ぶ学者もいる。しかし、これは「人間性の放棄」だと思う。だから、保育士も教師も、その風景に耐えきれなくなって辞めていく。

#保育 #子育て #母子分離 #松居和 #ママがいい

「淺ましい」子ども未来戦略

松居和チャンネル 第89回(テーマは)「淺ましい」子ども未来戦略

副題:お釈迦さまは、「欲は、持たない方がいい」って言った

「ママがいい!」、Amazon、福祉部門で再び、第一位。(チャンネル共々、口コミ、シェアなど、ぜひ、お願いします。この本一冊で、政府の母子分離の企みが見えてきます。)

マスコミは、いまだにこの本には触れようとしない。そこに、マネーゲーム、パワーゲームの「罠」を感じる。

和先生、

いつもハッとさせられる投稿をありがとうございます。

11時間保育で放ったらかしの子どもたちは、きっとその親が介護になった時ほったらかすのだろうと、私達保育士の間では話しています。

恐ろしい現実がすぐ近くに来ていると思います。

自分の親と過ごすよりも、保育士といる時間の方が長い子が、最近保育士を「ママ!」と言って泣きつく。

そしてその保育士も、自分が、さも母親のように錯覚している。

ちょっと恐ろしい現状を見ることがあります。

どうぞ、先生、声を大にして発信し続けてください。

私達の願いです。

3歳までの尊い時間を、私達が、母からいただいてしまう、なんとなく申し訳ない気持ち。私達も忘れないようにして保育に努めます。

政府、こども家庭庁の「子ども未来戦略」が保育現場の思いとずれている。

「戦いに勝つこと」に目標を置いた、男たちの「感性の欠如」が、この馬鹿げた「戦略」から透けて見えます。

少子化対策、と言いながら、少子化を進め、不登校がどこへ行っても一割。保育士も、教師も成り手がいない。未来の経済を考えれば最悪の事態を、この「母子分離戦略」が作り出してきた。

「勝ち組」が、権力を握ることが危険なのです。

民主主義の欠陥は、「勝つことに取り憑かれた人間」がリーダーシップを摂るようになること。

学者という業種も、その一部かもしれない。

これではアメリカ型の格差社会、暴動寸前の欧米のようになってしまう。日本だけ、なぜ、これほど「鎮まって」いるのか。そこにあるのは、「逝きし世の面影」で欧米人が驚きを持って語る、子どもを「可愛がる」文化と伝統なのです。

欧米に、人間社会の本来のあり方を「教えなければいけない」この国を、政府が壊そうとする。0歳児を「躊躇なく」預ける母親が増えている。

学問と「知性」が、これほど離れてしまった時代はない。(岡潔)

〇歳児の「働き」、彼らの「願い」が見えなくなっていく経緯を、「学問」と「知性」の乖離に、私は、感じます。

 

#保育 #子育て #母子分離 #松居和 #ママがいい #こども家庭庁

「抱っこで、心を重ねること」

松居和チャンネル 第88回は、一通の母親からの手紙で始まります。

副題は、「抱っこで、心を重ねること」。

「発達」という言葉に追い詰められた母親が、「抱っこ」で宇宙とつながる話です。

そして、福祉における「二つの最前線」についても話します。

(手紙から)

『いつか「追いつくんじゃないか?」と

期待する育児、比較する育児になってしまい

当時、長女のペースを無視した育児をしていた、私でした』

母親の告白を読んでいいると、こういう手紙が来る「本」を書いたことが、嬉しく、こういう手紙が届くチャンネルを開いていることが、励みになるのです。

みんなが、体験を分かち合う場になってほしい。

「抱っこ」は、人類の進化の基本、というメッセージは、実体験だから、強い。専門家や、学問の「支配」から、「抱っこ」で、親子が解放されていく。

「ママがいい!」は、人間のコミュニケーションの出発点、と言い続けてきました。

しかし、その言葉が、なぜ、これほどまでに政府の保育施策において避けられてきたのか。

小学校における学級崩壊や、不登校の原因は、すべて「抱っこ」の足りなさに原因があるのではないか、そんな示唆に富んだ「手紙」です。

その次に、経済同友会の「馬鹿げた」提言について話します。

母親が「抱っこ」で乗り越えたのが、一つの「最前線」。

そして、経済主体にしか考えられない、男たちの、仕組みで世の中が「操れる」という思い込みと、子どもを可愛がる園長たちの嘆きがぶつかっている。それが、もう一つの最前線。

そんな話です。

#保育 #子育て #母子分離 #松居和 #ママがいい

 

育児は、真の「ワンオペ」なんです。

妊娠、出産、授乳を体験した人は、その子にとってたった一人。だから、「ママがいい!」と子どもは叫ぶ。

育児は、真の「ワンオペ」なんです。その価値をみんなで理解すれば、社会全体が鎮まっていく。

まずは、父親たちがそれをしっかり理解して、感謝する。それで成り立つ、美しい、ワンオペです。

    #保育 #ママがいい #松居和 #不登校 #学級崩壊

理性で押さえ込んでいた気持ちが、解放されました。

経済同友会の外国人を保育士に雇え「提言」、

こども家庭庁の(慣らし保育なしの)子どもショートステイ普及方針、

保育学者たちの、「発達」にいいから0歳から安心して預けろ発言。

母親に人間性を捨てるように促す「母子分離促進」によって、児童虐待も、小学校の不登校も過去最多になっている。

でも、「ママがいい!」は発売三年経って、いまだにAmazon福祉部門「第一位」なのです。子どもたちの「願い」を、この国は、汲み取ろうとしている。流れは変わるかもしれない。#保育 #不登校 #母子分離 #松居和 #ママがいい

「保育園、幼稚園の選び方」

松居和チャンネル 第87回は、(テーマが)「保育園、幼稚園の選び方」

副題として、園長の考え方の「格差」が広がっている、としました。

 

親たちの、「保育園、幼稚園の選び方」によって、将来、子どもたちの努力では、埋められない「格差」が生まれている。

どの園を選ぶかで、親子の、人生が大きく変わる。

子どもの将来の幸せを願って、自分たちは、5歳までしか見れないのだから、と、親たちの覚悟が育つことを重視する園長がいる一方で、政府が言う「保育のサービス産業化」に従って、母子分離に違和感を感じなくなっている園長もいる。(生き残りを賭けて、「理想論を言ってはいられない」と言い切る人もいる。)

保育の基本は、担任の人間性、つまり当たり外れなのですが、やはり、園長の考え方の「格差」が様々な方針に影響する。

その根っこに、「保育士不足」で、園長が、人間性で保育士を選べなくなってきている、という現実があるのです。

質を、整えられない。

政府が作った、この「制度の崩壊」は、養成校の定員割れという状況を考えれば、もはや修復不可能。できるだけ、親に、返していくしかないのです。

母子分離に基づく「雇用労働施策」、そして、保育学者の「専門家に任せればいい。大丈夫」という誤魔化しが、このような状態を生んだのです。

厚労省に、「雇用均等・児童家庭局」というのがあって、その名称が、政府の保育政策を象徴しています。雇用均等(平等ではなく)のための、児童家庭局なのです。

そこの女性局長に、私の言っていることは、「性的役割分担の押し付けではないでしょうか」と言われたことがあります。

「性的役割分担」がなかったら、人類は成り立たない。子育てを楽しむ、意味もない。

今回の、「園を選ぶ基準」ですが、こうなってくれたら、日本は大丈夫かな、という私の強い「希望」です。

もう、これしかない、と思っています。

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#保育 #子育て #母子分離

 

自分の「本当の気持ち」に気付いてほしい

 

保育の無償化、「誰でも通園制度」、保育学者たちの「0歳から安心して預けろ」発言。

専業主婦が、働いていないことに、後ろめたさを感じるように、政府の「罠」は仕掛けられている。しかし、子どもの側からキャリアと子育ての「両立」はありえない。保育士も教師も不足し、無資格でいいという規制緩和の中で追い詰められている。

この時期はあっという間に過ぎてしまう。自分の「本当の気持ち」に気付いてほしい。

#保育 #松居和 #ママがいい #母子分離