預言者かもしれない。😀

Facebookで、いまだに海外の音楽ファンと繋がっているのは、とても嬉しいこと。

15枚のアルバムの音が、インターネット上でまだ伝わっているのがわかる。

先日、1枚目のアルバム「Time No Longer」の今まで見たことがない海賊版?の写真が送られてきてびっくりしました。海賊版は、私のようなアーティストには、ちょっと笑顔になってしまう、不思議な啓示。まだ、生きてるぞ、捕えられても、ちゃんと鳴っているぞ、と子どもたちから便りが来るようなもの。

以前、インドネシアの道ばたで、Greatest Hits of The Kazu Matsui Project というタイトルのカセットテープを見つけて、思わず買ってしまった。何しろ、Hitsがないはずの私の、Greatest Hitsですから。引っ越しを重ねるうちに無くしてしまったら、最近、facebookに、誰かから写真が送られてきて感動しました。あの路上から、時空を超えて、伝言のように。

 

「Time No Longer」は、アルバムカバーが大切なコンセプトアルバムで、一応、ここに本来のアルバムカバーを載せます。

 

「Time No Longer」、児童文学に詳しい人は気づくかもしれません。聖書の黙示録からの言葉。時の翁が、「もう時間がない」と叫ぶのですが、ピアスの名作「トムは真夜中の庭で」のテーマでもあります。驚くのは、44年前、ファーストアルバムで私が警告していることが、今、ブログや講演で言っていること、「もう時間がない、子どもたちが彷徨っている」と、重なること。

私は、預言者かもしれない。😀

人格者ではないけれど、この役目は頑張らなくては、と思うのです。預言した通りになってしまっては困るのです。