「夢」は、次世代の幸せを願うこと

火曜日で、松居和チャンネル、今週のテーマは、

第11回

発達障害は絆を育む「凸凹」 

~「夢」は、次世代の幸せを願うこと~

https://youtu.be/zOozeDlDoBE

です。アップしました。

男女は、相対的発達障害と言ってもいい。お互いに不完全であるから、人類が続いていくための、鍵になる絆を作ります。

社会という「パズル」を作るために、ずっとあった、大切な凸凹が、「子育て」を仕組みに頼ることによって「摩擦」の原因になりつつある。その摩擦が、子育てを「肩代わり」しようとした「仕組み」を追い込んでいる。

乳児を育てる体験は、「男らしさ」「女らしさ」が、子どもを見つめながら「親らしさ」に変化していくためにある。より強く、優しい「絆」を作ろうとすること。

そこで生まれる献身の心と思いやり、信頼の絆が、社会全体の安心につながっていく。もちろん、いろんな人がいて、いろんな状況があるのです。そのこと自体が、パズルの凸凹でもある。

次世代に夢を託す。自分の夢を叶えるのではなく、託す。これで人間社会は持続してきた。

それをしていれば、「学校」という仕組みも、真意が表れ、浄化され、成り立つ。

多くの人間が、「親らしく」なることで、社会は鎮まります。その流れを、母子分離を政府が促すことで手放したらどうなるか。その結果が出始めているのだから、この国は、踏みとどまってほしい。

義務教育が「義務」である限り、その九年間を「なるべく多くの子どもたちが、楽しく過ごせるように」、その願いが指針になってなければいけない。経済や競争力が第一の目的になってはいけない。それを目指せば、信頼関係が崩れていく。

子どもたちに取って必要な環境は、「信じることができる、人間関係」です。子どもたちがその九年間を、(もちろん勉強という「苦しみ」も含めて)、そこそこ楽しく、平穏に過ごすことが出来れば、それが、将来のこの国の「経済や競争力」にもつながっていくのです。