欧米コンプレックスが主導する「母子分離」

第10回 松居和チャンネル

欧米コンプレックスが主導する「母子分離」

https://youtu.be/WpMIkAx84X4

をアップしました。

80年代に始まった「罠」、「欧米では」という言葉に代表される、雇用施策の「意図的誘導」について話しました。その頃、欧米で実際に何が起こっていたのか。米国で、刑務所に入っている女性が、なぜ、いま、10倍近くになっているのか。

当時、アメリカのニュース番組が、日本の団地で「川の字」になって寝ている一家の映像を流しながら、「日本の成功の秘訣はここにあるんじゃないか」と報道していた。地震が起きても、略奪が起きない風景を、「美しい」と、驚きを持って報道していた。

それなのに、日本では、欧米コンプレックスの固まりのような、専門家やマスコミが、「日本は遅れている」と、欧米化を盛んに宣伝し 、「親離れ、子離れ」などという言葉が、学者によって使われ始めたのも、この頃です。「社会」の定義をちゃんと議論しないまま、「女性の社会進出」という言い方が定着し、いいこと、正しいことのように言われれた。その影響が、現在も、母子分離政策という形で続いています。

「川の字」がいい、と分析したアメリカ人、「親離れ、子離れ」と言い、親子関係にまで欧米式の「正論」を持ち込もうとした日本の学者やマスコミ。人類にとって、分岐点となった時代を振り返ります。ぜひ、ご覧ください。

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