「ママがいい!」いい推薦文をいただきました。

(出版社の良本さんからのFBへの報告です。)
『ママがいい!』、今日もAmazon1位でがんばっています。
著者はじめ、多くの方々のシェアのおかげです。
この本、著者の松居和さんに、はじめ「僕を生け贄にするつもり?」と言われ、いや「日本はまだ間に合うかもしれない」と生け贄になることを自ら引き受けられて出版した本でした。
だから、カテゴリーランキングでもAmazon1位は本当に嬉しい。
世界の潮流や政府の保育政策に真っ向から疑問を呈したとんがった本ですが、長い人類史と叡智に根ざしているのはこちらのほうですし、タイトルだけ見て嫌悪感を抱いたという女性もいますが、本当は女性の応援歌です。
乳幼児のそばにいる方々に、アメリカ社会を見てきた著者の、全国の幼児教育の現場を長年歩いてきた著者の、渾身の主張を、ぜひ知ってほしいです。
以下は、Amazonレビューに寄せられた素晴らしい書評(柴田久雄さま)です。
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アメリカにおける学校教育の危機、家庭崩壊の現状を見て帰国、以来30年以上に渡り欧米の後追いをする日本に警鐘を鳴らし続ける。音楽家で作家、元埼玉県教育委員長でもあった一風変わった経歴の持ち主、現場を知り問題の本質を知る日本の心を持った著者の訴えに深い共感を覚える。
これから子供を持とうとする夫婦、乳幼児を持つ夫婦、小さな孫を持つおばあちゃん、おじいちゃんなど多くの日本人に読んで欲しい、何よりも政治家にこそ読んで欲しいと強く思う。
数年間の義務教育学校現場で不登校や適応障害などの様々な問題を抱えた子ども達に関わったが、少子化は進んでいるのに何故そのような子ども達の割合がむしろ増えているのか?私の疑問に本書は見事に答えてくれた。
それは、0歳児から11時間保育を基準とする経済活動優先の保育政策が母子分離に拍車をかけているという現実だった。義務教育で問題を抱える多くの子ども達が愛着障害に関係があることは感じていたが、子どもの発育にとって最も大切な決して取り戻すことの出来ぬ母と子の時間が今の保育制度の下で失われている現実を知り衝撃を受けた。
保育産業化を進めるような経済偏重の政策が続けば子ども達の将来は危うい、そして日本社会も危ういと心底思う。
読み進めると、驚愕、義憤、哀しみ、あまりにも酷い現実を知らされ暗澹たる気分になったが、最後の二章では希望と勇気が湧き嬉し涙が出た。その根底にあるのは、子ども達、母親、父親、家族、そして日本人と日本に対する溢れんばかりの愛だ。何度も出てくる「利他の心」という言葉。「逝きし世の面影」(渡辺京二著)に触れ、欧米人が見て子供の楽園パラダイスと書き残したかつての日本の風景こそが母性的な「社会で子育て」の真の姿であるという著者の想い。私の想いもシンクロした。
二度読み終えて再び著者紹介を見る、なんと私と同い年という偶然に気づいた。ママという呼称とは無縁な私にも本書のタイトルは深く突き刺ささる。
(https://good-books.co.jp/blog/blogs/2768/
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