上映会のお知らせ。

今回のシャクティの来日で、シャクティハウスに2週間泊まり込んでくれた麻澄ちゃんが動いてくれて、12月23日に大宮で上映会が行われることになりました。私もドキュメンタリー映画を作った軌跡、いま考えていること、などをお話しします。ぜひご参加ください。

上映会と講演会のお知らせ

映画「シスター・チャンドラとシャクティの踊り手たち」

日時:12月23日(祝)

    13:45〜〜16:45

    13:15 受付開始

会場:埼玉県県民活動総合センター 307セミナー室

    ニューシャトル内宿駅から無料送迎バスで3分

会費:100円(資料代として)

定員:100名

申込:12月21日(月)までにメール

    メール saitamaiyeo (a) gmail.com((a)を@に直して送信してください。)

主催 埼玉県青年国際交流機構(埼玉IYEO)

共催 青少年育成埼玉県民会議(申請予定)

後援 埼玉県青少年団体連絡協議会(申請予定)

詳しくはhttp://saitamaiyeo.blog80.fc2.com/

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先日、埼玉県のあるお寺に行った時に、羅漢さんの石像がたくさんあって、その中に珍しく尺八を吹いている像がありました。

シスターからの手紙

今年のシャクティ日本ツアープロジェクトに参加して下さったみんなに来た手紙です。

宛先には、いっぱい名前が書いてありました。でも、シスターが直接よく知り合えなかった人たちの中に、このツアーの実現に貢献して下れた人たちがたくさんいます。みんなへの手紙です。

Dear Friends,

We could safely arrive our Sakthi House in India On November 6th morning.

We could come together on the 7th evening. Every one took time and shared about the experience we had in Japan. Every one is missing you all.

Every one felt at home there. We enjoyed the stay, food, weather, performance, travel. Above all we experienced the family spirit, which held us together.

We experienced the love relationship and acceptance from so many of you.

We thank the lord for the gift of each one of you.

We realize Gods Grace filled moment, when we the Sakthi staff from India and Sakthi staff at Tokyo could come together and share the energy by holding hand and stand in one circle. The Voluntary Service done by each of the Sakthi Staff was really amazing. We can never forget. We thank each of you whole heartedly.

Sakthi Home at Tokyo became the house of God. Because this is what we dream to happen in the society. It is the home where we could come together as one family. Where we could sing, dance, work, clean, cook, eat, play, fight, smile, cry and share. All those who entered the house could get the blessing of God through Yamadha San. Thanks a lot for Errik who helped us to have space enough for this experience.

Our hearts are filled with gratitude. With love and affection we say whole heartedly Ariyatho gosayemastha. We wait to receive you in India.

With love and affection

Sakthi Dancers and

Sr.Chandra.


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シャクティハウスでの歓迎会で歌うシャクティ
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それを眺める応援団
楽しく、苦しく、大変な旅の始まり
そのあと、ワルワル3人組とKnob君のディジュリデゥーのセッションがあって、ダンサーが参加。その後に抱える矛盾と葛藤に関しては誰も知らない。でも、いまから考えると、ちょっと象徴的なシーン。世界は矛盾と葛藤を越えて漂う。矛盾なくして友好なし。葛藤なくして信仰なし。ワルワルなくしてインドなし。(あとで説明します)
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余韻の中で

シャクティセンターのあるディンディガルまで、チェンナイからバスで7時間かかります。

センターに着く頃を見計らってシスターに電話を入れました。
電話の向こうの声が涙ぐんでいましたが、居残り組もみんな元気でやっていた、とのこと。
シャクティの活動がまたインドで始まっている事を確認して電話を切りました。
シャクティが踊り続け、村人を助け、子どもたちに教え、籠を作ったり縫い物をしたり、バスに乗って公演先に走っていることを感じながら、私も呼吸を整えます。_DSC5565.jpg
さいたま芸術劇場での公演から、シャムラ。
彼女は昔から光っていました。
来年は、もうお嫁に行っているかもしれません。
_DSC5750.jpgロージィ、ナーガラクシュミ
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杉並公会堂でのフィナーレ挨拶
ボランティアの総勢をのせる事が出来なかったステージ
それぞれの思いを胸に
シャクティは帰って行きました。

最後の公演終わりました。

シャクティ来日中にブログの更新があまり出来ずにすみませんでした。

これから時間を作ってゆっくり書きます。
ボランティアたちの結束で、できたプロジェクトです。
一人では何も出来ないことを痛感しました。
余韻の中、明日は玉川聖学院と明星学園で最後の踊りです。
あさって、みなが帰ってしまうことを思うと寂しいです。
毎日、20人が一つ屋根の下カレーを食べて過ごしたこの思い出は、一生のものになるでしょう。
シャクティがインドで踊っていることを考える事、感じる事が私たちのエネルギーになるのでしょう。シャクティ応援団は、シャクティに応援されている人たちの集まりだと思います。
ありがとう。シャクティ。
ありがとう。シスター。
そしてありがとうワルワル3人組。
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タビルを演奏するナガラジ。
ワルワル3人組は、シャクティをサポートする3人の音楽家たちの総称です。
世襲制のインドで代々この楽器を受け継いで来て、人間は素晴らしくいいのですが、アルコールが入るとほぼ縄文時代にもどる癖があって、シャクティハウスの家主の孫(エリック)が激怒しながら後始末をしました。

当日券あります。

さいたま劇術劇場と青山のウィメンズプラザ2公演のチケットぴあでの取り扱いは終わりましたが、当日券あります。杉並公会堂と千葉蘇我での公演はもう2日間チケットぴあで扱います。まだまだ集まってくれる人がどこかにいるはずです。ぜひロードプロモーションに問い合わせるか、当日いらして下さい。

毎日、ボランティアが久我山のシャクティハウスに集まります。このプロジェクトはみんながボランティア。シャクティの娘たちが作ったカレーを毎晩一緒に食べます。一日中ご飯を炊くにおいがします。
泊まり込みのますみちゃん、若手ボランティアを仕切っているさなみちゃん、私たちがシャクティハウスと呼び始めた家のオーナーの孫のエリックと猫のメイビー。集められたお米や野菜や缶詰に囲まれ、夜は、すきま風もあるけれど、温かい時間が過ぎて行きます。
小松さんと私は最後の追い込みで、プロモーションに走り回ります。組長の山田順子さんが、車いすに乗って現れます。そして、歌をうたいます。
公演の内容を詰めるために、ノブ君、大輔君と外で話し合います。様々な意見が出されます。
間に合いそうもなかったプログラムをかみねさんが作ってくれました。
誰が欠けても成り立ちそうもない、シャクティの舞台です。誰が欠けても誰かが補うシャクティのミッションです。
青山学院相模台キャンパスのチャペルでの公演は、礼拝もあって、シスターが聖書を朗読しお祈りをし、シャクティの娘たちが踊りました。
今日は、恵泉女学院での公演で、明日いよいよさいたま芸術劇場。私は朝から、全国生涯学習フェスティバルの開会式出席のためスーパーアリーナへ。その間にノブ君たちがリハーサルを仕切ってくれるはず。幸い、スーパーアリーナから芸術劇場へは20分くらいで移動出来そうです。
逝ってしまったスダのために追悼の演奏をするつもりです。
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シャクティもう、来ています。

シャクティの娘たちが日本に来ています。

久我山の一軒家に合宿しています。古い古い、不思議な空気を持ったこの家を私たちはシャクティハウスと呼び始めました。家番のエリックと猫のメイビーがそれまで二人で住んでいた家に、いま、シャクティの娘たちが住んでいます。ご飯をつくって、お茶を入れて、踊りを踊って暮らしています。
歓迎会にはシャクティ久我山応援団の団長の山田順子さんを筆頭に、懐かしい面々、新しい面々が集まりました。ノブ君のディジュリドゥー、雲竜さんの笛の演奏がありました。

出生届の出ていない娘たちの出生証明書をとるのに時間がかかりました。新しく来るはずだった娘たちのうち3人は、ついにとれませんでした。両親が裁判所に行って証言し、小学校の成績表を提出し、それでも間に合いませんでした。出生証明書がないとパスポートがとれません。カースト制や娘たちの現実を自分の現実として受け止めます。
一つ悲しい事がありました。
カーストを越えた恋愛をすることがいかに危険か。それを身近に感じる出来事がありました。私たちは来日メンバーの一人を直前に失いました。大人しく無口な彼女は、心の奥底で誰よりも真剣に闘っていたのでしょうか。日本で踊るシャクティを見ながら、彼女の顔を思い出します。何度も何度も思い出します。
私に色々教えてくれるソウバさんが、インドにおけるカースト制やダリットの人々に対する差別をなくすために必要なこと、として言っていたのが、教育、富のわかちあい、そして、恋愛結婚、でした。
それを進めるために厳しい道のりが続いています。悲しい道のりでもあります。倒れていく仲間もいるのです。知識としてはわかっていても実感出来る事はなかなかなかった。それが、いま感じられます。
人間はなぜ踊るのか、これが私の作ったドキュメンタリーのテーマでした。
みんなで輪になって踊る。それが、すべての解決策なんだろうな、と強く思います。
今日の公演は、浦和のはとり幼稚園です。心から輪になって踊れる場所です。
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チェンナイ空港出発です。

いま、シスターと電話で話しました。チェンナイ空港でチェックインしています。大変でしたが、いよいよ来ます。合宿所、我々はシャクティハウスと呼ぶ事にしました。きょう久我山応援団が掃除をし、布団を運び込みました。

昨日は、埼玉の花園保育園、小島南保育園、なでしこ保育園からいただいた野菜とお米を運び込みました。
上田知事の秘書さんから、30日、行けるかもしれません、という連絡が入りました。
杉並区の山田区長の表敬訪問が決まりました。MXTVに映るかもしれません。まだまだチラシ配り続けます。

今日は、14都道府県教育委員長・教育長会議がありました。埼玉が主催権だったので私が議長を務めました。情報交換会で東京都の委員長、広島県の委員長、新潟県の委員長職務代理者の方達に新刊を渡し、一日保育士体験を広めてくれるようお願いしました。埼玉県が作ったポスターを広島の委員長が持って帰ってくれることになりました。
明日は、視察で川越市にご案内して、そのあと私は成田空港へシャクティを迎えに行きます。久我山応援団からボランティアの車が4台出ます。

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最後の追い込み

結構大変です。ブログを書くのが遅くて申し訳ありません。

シャクティの娘たちは生まれた時に出生届が出ていない子たちなので、パスポートを取得するのにずいぶん手間取ってしまいました。
昨日は、衆議院議員になった初鹿さんに会って保育界の現状をもう一度話しあいました。初鹿さんは、都議の時からこの問題を良く知っていて、厚生労働部会にも入ってくれたし、なんとか保育界を守ってくれそう。そのあと九州へ。今朝、立正佼成会の門司支部の45周年記念式典で講演し、夕方帰京、明日は午前中神奈川の幼稚園で講演、そのあと野菜集め。

野菜集め

 今年も、埼玉の保育園からシャクティに野菜とお米の寄付がいただけることになりました。
私が月に一度参加している「親心をはぐくむ会」の園長先生たちからです。19日に県を車で一周して(大げさに書きました)集めてきます。阿蘇牧師先生のやっている不登校の子達の畑からも野菜が届くことになりました。近所の石郷岡さんのご主人も、ひょっとすると大丈夫、お米なら、と言ってくれました。
 久我山の合宿所に積み上げてシャクティを待つのが楽しみです。
 打ち合わせや日程の調整で、ちょっと大変な日々が続いています。その中で、新たな絆が生まれて行くのがありがたいです。でも、大変。
 鈴木大輔君!ノブ君!ありがとう。小松さん、みなさん、私のいたらない点をお許しください。落ち着いて、落ち着いて。と自分に言い聴かせつつ頑張っています。