来日公演に備えて

チラシを配っています。

土曜日のKnob君の「ガイアシンフォニー」公演、馬場君の三鷹での個展で配り、昨日は月に一回熊谷で集まっている、「親心をはぐくむ会」で園長先生たちに配りました。保育園の掲示板などに貼っていただけるように。
シャクティ応援団に登録して下さった方の中に写真家の方がいて、その方の個展でもチラシを置いてもらえることになりそうです。個展のテーマがインドなのでぴったりです。
このブログを読んだ方で、チラシを置いて下さる方、ミニコミ紙などに載せて下さる方がおられましたら、chokoko@aol.comまでご一報ください。ポスターもあります。

面白い話が一人の園長先生から出ました。

それは、「どうぞのイス」というのです。朝霞にあるその園には外の私道のところに「どうぞのイス」と書いてあるベンチが置いてあって、だれでもどうぞご自由にお座りください、という風になっているそうです。

そこに来て時々半日座っているおばあさんが「子どもの声を聞いているだけで、園庭を眺めているだけで、生きてる気になる。幸せになる」と言うそうです。

座ってタバコを吸っていた高校生が、園長にしかられたりするそうです。

これは、とてもいいな、と「はぐくむ会の」みんなで思いました。

日本中すべての幼稚園保育園に「どうぞのイス」があったらいいですね、と園長先生たちと盛り上がりました。幼児を眺めて社会が成り立つ、人間たちの心が一つになる、と私は常日頃、もう23年も、言ったり書いたりしているのですが、その象徴のようなイスだ、と思いました。園と家庭の橋渡しになるような気がします。園児の家族だけでなく、他の人々も含まれます。幼児はそうやって、人間社会に人間性を与えるのです。「どうぞのイス」は、社会はこうあって欲しいというヒントを私たちに与え、ビジョンを示すのだと思います。

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