松居和チャンネル 第94回、(テーマは) 「012歳児を、いまの母親たちに返せますか?」という問いかけで、副題は、「超党派で、読んでほしい。」にしました。

(私の講演を聴いた保育士から、こんな感想文が来たのです。)
松居和さんのお話を聞ききながら、職場に演説にきていた議員さんを思い出しました。
小売業出身の議員さんで、
「小売業界は、深効な人手不足になっている。子育てしているパパ、ママが働きやすくする必要がある。保育園は、365日24hで営業し、子育て世代が働きやすい職場作りをします!」と力強く、笑顔で言っていました。
子供のいない管理職の女性や、男性陣、人手が欲しい人たちは皆拍手していました。
(ここから私)
この拍手で、日本が動いていったのです。
そこに子どもたちの存在感がカケラもない、拍手で、瞬時に、人生を損得勘定に結びつける「拍手」なのです。それが、もう、習慣になっている。
保育園を、365日24hで営業させ、「子育て世代が、働きやすい職場を作る」と議員は言いますが、それは、本当に、「子育て世代」と言えるのか。政府や保育学者が人工的につくり、洗脳した、いわば「子育て放棄世代」ではないか。
乳幼児期から、11時間、親から引き離された子どもたちは、どういう人生を送るのか。集団でする体験としては、人類にとって、これほど不自然な成長過程はない。絶対に影響があるはず、と想像します。毎日、2回交代する人たちに一対三や、一対六で割り当てられた子どもたちが、「学校」に入った時に、学校は、果たして、もつのか。
無理なのです。
教師の成り手がいない。不登校児は過去最多。そして、結婚しない男が三割になるという数字に、結果は出ている。
(感想文は、続きます。)
その光景を見て、私は一人だけ、涙が出て泣いていました。
(ここから私)
この涙に、社会が「常識」として、持つべき「人間らしさ」がある。
「保育福祉業界」と平気で言うこの議員の背後に、「保育は、成長産業」という閣議決定がある。儲けようとする「業者」の、最後の悪あがきがある。洗脳に加担した、マスコミの意図がある。
11時間保育を、国が、標準とすることは、「子どもの権利条約」違反です。保育学者たちは、なぜ、それを言わないか。
議員、政治家になることが、人間としての「常識」を失うことであるなら、議員も政治家も、いらない。
超党派で、「ママがいい!」を読んでほしいと思います。
#保育 #子育て #母子分離 #松居和 #ママがいい #こども家庭庁


小学校や中学校に講演に行くと、保護者たちから、「十年前に聴きたかった。人生が変わっていたのに」という感想文が来るのです。ぜひ、「ママがいい!」を周りの方たちに勧めてください。

講演依頼は、matsuikazu6@gmail.comまで、どうぞ。