インタビューの第三弾

出版社のHPに新刊「ママがいい!」に関するインタビューの第三弾が載りました。https://good-books.co.jp/blog/blogs/2794/

(その一部です)

日本でも、「女性の就労率のM字型カーブ」が日本特有の差別や時代遅れの象徴のように扱われ、「一億総活躍」が叫ばれ始めたころから児童虐待は増え始めて、いま過去最高です。そして、保育所を疲弊させる一番の原因は、いま「親対応」なのです。

本にも書きましたが、「子育てを女性に押し付けるんですか?」という質問をされることがあるのです。

それが「子育てを男性に押し付け返しましょう」という方向に向かうのであれば素晴らしい。理にかなっています。男性にも、より確かな利他の幸せ、道筋を知ってもらいたい。しかし、その質問の先に、それでは経済が回らない。子育てを制度でやればいい、専門家に任せればいい、そうすれば男女平等に子育てから解放されるという意識があるから、困る。この意識が広がったら保育界が持たない。