新刊のお知らせ

7冊目の本が出ました。https://good-books.co.jp/books/2590/  

「ママがいい!」、この言葉に背を向ける時、人類は監視資本主義の枠組みに組み込まれていく。デジタル化できない情報発信源が、幼児たちの笑顔、はじめの一歩にはある。それを見て、嬉しくなり、それを守るために心を一つにする。

幼児たちの意志には古(いにしえ)のルールが存在し、遺伝子が導く幸福への道筋と持続可能な社会への鍵があるのだと思います。

過去十年間で保育は、「パートで繋げばいい」「無資格者がいてもいい」というところまで壊されてしまった。国が、保育は成長産業という趣旨で行なった閣議決定、雇用労働施策の一部とされた規制緩和と量的拡大をした時、すでに少子化の流れが、預かればいいという子育て支援では止まらないことを知っていたはず。

「優しさが試される時に、優しさが成長する」南アフリカで人種の融合を訴えたツツ大主教の言葉です。乳幼児たちの存在意義が思い出される時が来ています。