絵本「からすたろう」

 以前ブログに、息子さんの英一朗君の「海を渡ったLD王子」の講演会のことを書いた溝井夫妻から、その時差し上げた絵本、「からすたろう」感激しました、Facebookで妻がPRしました、とお手紙をいただきました。http://kazu-matsui.jp/diary/2013/01/post-180.html

 私は、ひょっとしてアメリカでカルデコット賞の次席をとった、絵本の世界では古典とも言うべき名作の主人公は、軽度の発達障害児なのではないか、と思って夫妻に読んでもらいたくて差し上げたのです。もちろん、正確なことは誰にもわかりません。人間は全員が灰色の領域に生まれ、その個性と不完全さ故に社会というパズルを組まないと生きていけないし、パズルを組むことを喜ぶ仕掛けになっていると思うのですが、「からすたろう」は話が美しい。
 「学校」という存在の大切さ、そこで何を教わるのか、教師と子どもたちはどう育てあい、育ちあうのか。
 子どもたちの残酷さも含めて、生きている話です。
 人間は,大自然も含めて生きている。

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