草原で語るシスター「幸せとは」

草原で。「幸せとは?」  http://www.youtube.com/watch?v=uoQXhyz0rOg 
このアドレスで「シスター・チャンドラとシャクティの踊り手たち」のシスターのインタビュー映像にリンクします。


 「祭り」は、人間の進化や伝統の中で大切な役割を果たしてきました。絆に頼り、絆を信じて生きるしかない人間たちに必要な大切な行事です。生きている意味を確認し、体現することなのでしょう。福祉とか教育では中々代行できない、人間の遺伝子をオンにするために必要な発明です。

 祝うことが、祈ることであってほしい。祈ることが、祝うことであってほしい。そんなメッセージが伝わってきます。

 今のかたちの宗教が現れる前にあった人間のつながり方、原始的な祈り方を「アート」という言葉でシスターは表現したのだと思います。この次元のつながりを取り戻すことが、人類に必要ですね、と言っているようです。

 日本の小学校で、毎朝子どもたちが「輪になって踊る」ことで、この人類としてのつながりを実感出来るような気がします。オリンピックの開会式などを見ていても感じますが、こういう次元のコミュニケーションの入口に「0歳児が静かに眠っている」のだと思います。

 このインタビューの中でシスターが、「幸せとは?」という私の質問に、「集まること」と答えます。このタイミングが私は好きです。ドキュメンタリーという形でなければ残せない、宇宙にたった一度しかないタイミングのような気がします。時々、こういう瞬間のために生きているような気がします。


Sister Chandra のコピー.jpg

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